「オズの魔法使い」再映画化、「ウォッチメン」監督がメガホン!
ライマン・フランク・ボームの児童文学作品「オズの魔法使い」の再映画化作品で、米テレビシリーズ「ウォッチメン」のニコール・カッセルが監督するとDeadlineが報じた。
本作は、ニュー・ライン・シネマのもとで企画され、映画『ファースト・マン』などのプロデューサー、マーティ・ボーウェンとウィク・ゴッドフリー、『ラ・ラ・ランド』などのマーク・プラットが組んで製作する予定の作品。
1939年にMGMによって手掛けられたミュージカル映画『オズの魔法使』は、ヴィクター・フレミング監督がメガホンを取り、ジュディ・ガーランドが主演を務めた作品で、アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作曲賞、歌曲賞を受賞した。物語は、竜巻に巻き上げられて魔法の国オズに迷い込んだ少女ドロシー(ジュディ)が、脳みそのない案山子、ハートのないブリキのきこり、勇気のないライオンと共に、故郷に戻るために旅をするというもの。
今回決定したカッセル監督は、「ウォッチメン」の監督として全米監督組合(DGA)賞を受賞し、さらに製作総指揮としてエミー賞の作品賞を受賞している注目の監督。彼女はもともとファンも多いDCコミック作品「ウォッチメン」を見事に映像化したことが高く評価され、長い選考過程を経て大抜てきされたようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)