『フェイス/オフ』リブート版の監督決定
1990年代に大ヒットしたアクション映画『フェイス/オフ』のリブート作品で、映画『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガードがメガホンを取ることが決定したとDeadlineが報じている。
1997年に製作されたオリジナル映画は、ジョン・トラヴォルタ、ニコラス・ケイジ主演で、香港で活躍していたジョン・ウー監督のハリウッド出世作となった作品。互いの顔を入れ替えたテロリストとFBI捜査官の対決を描くアクション大作だ。冷酷なテロリスト、トロイ(ケイジ)に最愛の息子を殺害されたFBI捜査官アーチャー(トラヴォルタ)はトロイを捕らえるが、トロイは時限式の細菌爆弾を街に仕掛けたまま昏睡状態に。爆弾のありかを聞き出すためアーチャーはトロイの顔を移植して刑務所にいるトロイの弟に接近するが、目覚めたトロイもアーチャーの顔を自分に移植し、彼と入れ替わってしまう。
リブート作品は、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツが製作。ウィンガード監督は『V/H/S シンドローム』のサイモン・バレットと組んで、『クロバーフィールド・パラドックス』のオーレン・ウジエルが執筆した脚本を改稿することになっている。
キャストは決まっていないが、リブート作品ではキャスト陣を一新する予定。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)