役所広司『峠 最後のサムライ』が公開再延期 7・1封切りへ
6月18日に封切り予定だった役所広司主演の映画『峠 最後のサムライ』の公開が、再び延期されることが明らかになった。新たな公開日は7月1日に決定した。
本作は、当初2020年9月25日に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が2021年6月18日に延期されていた。今回は2度目の延期で「新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、慎重に検討を重ねました結果、一人でも多くの方により良い環境でこの作品を届けたいとの想いから公開を再延期」することになったという。
『明日への遺言』『蜩ノ記(ひぐらしのき)』の小泉堯史監督が司馬遼太郎の歴史小説「峠」を映画化する本作。戦争を避けて民の暮らしを守ろうと、戊辰戦争で武装中立を目指すも、談判の決裂によって西軍と対立することを決断する越後長岡藩の家老・河井継之助(役所)の姿を活写する。脇を固めるキャストには松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢という豪華な面々がそろった。(編集部・吉田唯)