関ジャニ∞横山裕「コタローは1人暮らし」実写化で連ドラ初主演!
関ジャニ∞の横山裕が、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の人気マンガを実写化する、4月期スタートのテレビ朝日系「コタローは1人暮らし」(毎週土曜・夜11時30分~深夜0時)で、連続ドラマ初主演を務めることが明らかになった。
本作は、津村マミの同名マンガを原作に、グータラな日々を送る売れない漫画家・狩野進(かりの しん)と、彼のアパートの隣室で一人暮らしを送る謎の5歳児・さとうコタローの交流を描くコメディー。今年で40歳を迎える横山は「30代最後に連続ドラマの初主演をさせていただけるということで、感慨深いものがあります。30代で培ったものをこの作品で出し切れるよう頑張りたいと思います」と意気込む。
横山ふんする狩野は、コタローのけなげさや、大人顔負けの言動の裏にある切実な思いを知るうちに、何かと世話を焼くようになっていく青年。コタローと向き合いながら、一緒に成長していくキャラクターとなり、「コタローが発する言葉はメッセージ性が強く、ハッとさせられることがたくさんある。そのメッセージを受け皿となる狩野を介して丁寧に視聴者の皆さんに伝えていきたい」と語る。
コタローを演じるのは、ドラマ「カンナさーん!」(2017)で、当時3歳にして圧巻の演技を披露した天才子役・川原瑛都(7)。「横山さんは歌も演技もバラエティ番組も……僕がやりたいことを全部やっている憧れの人なので、共演できてすごくうれしいです!」と告白する川原は「コタローは“うれしい”とか“楽しい”という感情を顔に出さないけど、強い気持ちをもっています。その気持ちを考えながら堂々と演じて、テレビの前の皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります!」と大人顔負けのコメント。「ちょっと大人びているところなど、コタローと瑛都くんが重なる部分があるので、一緒にお芝居するのがすごく楽しみ」という横山は「僕は頼もしい瑛都くんについて行くと決めました! 引っ張って行ってもらいます(笑)」と茶目っ気を見せる。
原作者の津村は、そんな横山に「私の中の"面白くてかっこいいしっかりした大人"というイメージの横山さんが、ほぼ1日スウェットで暮らしてる"ちょっとダメな大人"の部類にいる狩野をどう演じてくださるのかが今から楽しみ」と期待。ドラマ化を喜びながら、視聴者に「原作を読んで頂いている方はご存知かもしれませんが、ご覧になる方によっていろんな感想を頂く内容の作品だと思いますし、実写化された狩野やコタローたちを見て私も新たな視点に気づくかもしれません。コタローを取り巻く、切なくも暖かい空間を楽しんで頂けたら嬉しいです」と呼びかけている。
脚本は「のだめカンタービレ」「私たちはどうかしている」などの衛藤凛。音楽は『蜜蜂と遠雷』(2019)を手掛けた作曲家・篠田大介が担当。監督は『マザーウォーター』「東京男子図鑑」「きょうの猫村さん」などの松本佳奈らが務める。(編集部・入倉功一)