ディズニー＆ピクサーが描く最高の夏！『あの夏のルカ』日米同時公開決定
映画『トイ・ストーリー』『リメンバー・ミー』などのディズニー＆ピクサー最新作『あの夏のルカ』が、6月18日に日米同時公開されることが決定し、風光明媚な港町を映し出した特報映像と、ある秘密を持った主人公・ルカの姿を描いたポスタービジュアルが公開された。
本作は、夏の太陽が照りつける北イタリアの海辺の町を舞台に、少年ルカのひと夏の冒険を描く長編アニメーション。主人公のルカは、水にぬれると魚のようなヒレやうろこを持った“シー・モンスター”へと姿が変わり、海を自由自在に泳ぎ回ることができる不思議な少年。人間は一度も見たことのないシー・モンスターを恐れており、彼らにとって、人間の世界は絶対に正体を知られてはならない禁断の地だが、ルカは好奇心に導かれるまま町へと繰り出し、ひと夏の大冒険を繰り広げる。
予告編に映し出されるのは、青い空と広い海、そして、広大な緑に囲まれた海辺の町ポルト・ロッソ。どこか郷愁を覚える景色のなか、ルカが、“友達”と一緒に最高の夏をすごすさまが描かれる。
監督を務めるのは、『メリダとおそろしの森』（2012）と同時上映された短編『月と少年』を手掛けたエンリコ・カサローザ。本作について「子供の頃に自分とは全く違う世界に住む少年と夏に出会ったんだ。その夏の思い出から、少年が大人へと成長する物語を作りたいと思ったんだ」と明かすカサローザ監督は、宮崎駿が『崖の上のポニョ』の絵コンテを水彩画で描いたことから、『月と少年』も水彩画で絵コンテを制作したというほどのジブリファン。イタリアが舞台の作品だが、日本人の琴線に触れる物語を期待させる。（編集部・入倉功一）
映画『あの夏のルカ』は6月18日より日米同時公開