早霧せいな、「ドラゴン桜」続編で初の地上波連ドラレギュラー出演 及川光博、江口のりこら新キャスト発表
阿部寛主演のTBS4月期日曜劇場「ドラゴン桜」(毎週日曜夜9時~)の新キャストが5日、発表され、元宝塚歌劇団雪組のトップスター・早霧せいなが、初めて地上波連続ドラマのレギュラー出演を務めることが明らかになった。早霧は、阿部演じる型破りな弁護士・桜木が経営する法律事務所のナンバー2という設定で、初の弁護士役に挑戦。桜木に学園再建を依頼する高校の教頭に及川光博、桜木の強敵となる理事長に江口のりこが決定した。
本作は、週刊漫画誌「モーニング」で2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。2005年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」(2003年~2007年連載)の15年後を描く続編で、今の時代のエッセンスを取り入れたドラマオリジナルの展開となる。先ごろ、発表された主人公・桜木(阿部)がかつて受け持った「東大クラス」の教え子・水野直美役の長澤まさみに続いて、桜木・水野と深く関わっていく出演者が決定した。
桜木が最も信頼する弁護士・岸本香(きしもと・かおり)役に、早霧せいな。2017年に宝塚歌劇団退団後、「るろうに剣心」など舞台を中心に活躍し、ドラマでは「科捜研の女」(2019・テレビ朝日系※ゲスト出演)、「異世界居酒屋「のぶ」」(2020・WOWOW)などに出演していたが、地上波連続ドラマのレギュラー出演はこれが初。早霧は本作への出演に「今回この作品に出演することが決まってから、2005年の前作を改めて見ました。とても面白く、その続編の今作に出られるということがとてもうれしく、光栄に思っております。初めての弁護士役で、さらに学園ドラマの中の弁護士なので、どういった役柄になるのかと私自身も楽しみにしております。1つのスパイスとして、このドラマを盛り上げていけたらなと思っております。視聴者の皆さんに楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。
桜木と水野が再建に挑む学園の教頭・高原浩之(たかはら・ひろゆき)を演じるのは、昨年7月期の「半沢直樹」に続く日曜劇場出演となる及川光博。演じる高原は、桜木たちをサポートし、生徒たちの教育を一番に考える教育熱心な教師という役どころだ。
さらに、及川と同じく「半沢直樹」に出演し、アクの強い政治家役で注目を浴びた江口が、学園の理事長・龍野久美子(たつの・くみこ)に。龍野が理事長になったことで生徒たちの学力が著しく低下し、学園の経営も逼迫。しかし彼女は再建を試みる高原をはじめ依頼された桜木たちにも反発し、学園から追い出そうとする。なお、江口は16年前の前作にも生徒を惑わす暴走族役で出演していた。
桜木、水野が立ち向かう令和版「東大クラス」のキャストは1,000人におよぶ応募の中から選考され、ドラマ公式Twitterで随時発表される。
及川、江口のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
<及川光博>
人気シリーズの続編に登場するのは、こういうプレッシャーがあるのだな、と感じました。私が演じるのは、今回の舞台になる学園の立て直しに情熱をそそぐ、教育熱心な教頭先生の高原です。僕の中の真面目さ、生徒を思い、子どもたちの未来を思う、僕の本質が滲み出ちゃえばいいなと思います(笑)。楽しみです☆
<江口のりこ>
楽しんで演じたいと思っています。(前作が)16年前と聞いてびっくりしました。前作には生徒を惑わす暴走族の役で出演していたそうなのですが……撮影日数も少なかったので、赤い特攻服を着たのは覚えているんですけど(笑)。私が演じるのは今回の舞台となる学園の理事長なのですが、厳しい理事長の中にもちょっとした面白さが見つけられたらいいなと思っています。楽しいドラマになると思いますし、自分自身も楽しんで演じていきますので、ぜひご覧ください。