Netflix「クイーンズ・ギャンビット」がミュージカル化?
Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」が、 舞台ミュージカル化される可能性があるとVarietyほか各メディアが報じた。
第78回ゴールデン・グローブ賞でテレビ映画・ミニシリーズ部門の作品賞を受賞し、主演のアニャ・テイラー=ジョイが女優賞に選ばれた同ドラマ。原作であるウォルター・テヴィスによる同名小説のミュージカル舞台化の権利を、スタジオ・Level Forward が得て手掛ける予定。ストーリーは、9歳の時に交通事故で母親を失った少女ベスが、入所した養護施設で教わったチェスの才能を開花させ、男性社会と言われていたチェスの世界でのし上がっていくさまを描いたもの。
2018年にアビゲイル・ディズニーを中心に設立された、テレビ、映画、舞台で活躍するクリエイティブな女性たちをサポートするスタジオ・Level Forward。これまで、映画業界の女性蔑視を大物プロデューサーのもとで働くアシスタント視点で捉えた映画『ジ・アシスタント(原題) / The Assistant』や、音楽業界で最も影響力のある人物に性的暴行を受けた女性の葛藤を描いたドキュメンタリー映画『オン・ザ・レコード(原題) / On the Record』のほか、舞台ではミュージカル「オクラホマ!」、舞台劇「ホワット・ザ・コンスティテューション・ミーンズ・トゥ・ミー(原題) / What the Constitution Means To Me」などを手掛けてきた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)