『アバター』が『アベンジャーズ/エンドゲーム』を抜いて再び世界興収歴代1位へ!中国で再上映が決定
ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を抜いて再び世界興行収入歴代1位の王座に戻ることになりそうだ。12日から中国で『アバター』が大規模公開されることになったと The Hollywood Reporter が報じた。
長年王座に君臨してきた『アバター』の世界興収は27億9,043万9,092ドル(約2,930億円)で、2019年にその記録を破った『アベンジャーズ/エンドゲーム』の世界興収は27億9,780万564ドル(約2,938億円)。その差はわずか8億円ほどであり、記録更新はそう難しいことではない。『アバター』の再上映は映画館に観客を戻す施策の一つとして中国の映画局が認めたもので、通常の3Dに加えて IMAX 3D でも上映されるという。20世紀スタジオを所有しているディズニーは、今回の件についてまだコメントしていない。
『アバター』が公開された2009年、中国はまだアメリカ、日本に次ぐ世界3位の映画市場だったが、革新的な映像技術を駆使した同作は中国の人々を熱狂させ、当時も2億412万9,978ドル(約214億円)を稼ぎ出す大ヒットとなっていた。今やアメリカも抜いて世界1位の映画市場となった中国で再上映される『アバター』がどれほどの興収を上げるのか、注目される。
ちなみに『アバター』は第5弾まで制作されることになっており、第2弾は2022年12月16日、第3弾は2024年12月20日、第4弾は2026年12月18日、第5弾は2028年12月22日に全米公開予定だ。(編集部・市川遥)