「ウォーキング・デッド」S10、リアの物語は終わってない!最終シーズンで継続の可能性
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン10第18話で描かれた、新キャラ・リア(リン・コリンズ)の物語について、ショーランナーを務めるアンジェラ・カンが今後の可能性を Entertainment Weekly に明かした。(以下、第18話のネタバレを一部含みます)
「ウォーキング・デッド」シーズン10は現在、特定のキャラクターやグループにスポットを当てた追加エピソードに突入している。第18話「俺を見つけてくれ」では、行方不明となった主人公・リックを探すダリル(ノーマン・リーダス)の過去の出来事が展開し、ダリルの愛犬“ドック”の名付け親である女性・リアが登場。過去のシーズンでは一切出てこなかったダリルの恋愛描写も突如盛り込まれ、ファンに衝撃を与えた。
第18話のストーリーは、もともと最終シーズンとなるシーズン11の内容として検討されていたという。アンジェラは「オンエアされたのとは違う形ですが、私たちはこの物語をシーズン11で、特にフラッシュバックで描こうと企画していました」と語っており、新型コロナウイルスの世界的流行による製作の遅れなどが影響し、結果的にシーズン10とシーズン11の間を埋める追加エピソードの1話として採用された。
リアは第18話の終盤で、親密な関係になったダリルのもとから姿を消しており、ダリルは彼女が住んでいた小屋に「俺は君といる。俺を見つけてくれ」という手紙を残した。アンジェラは、この物語について「ストーリーが続くことで、面白さや驚きがわかってくると思います」と今回で完結していないことを示唆。リアの生存についての質問には、「今はただ、後に放送されるシーズン11を見てくださいとしか言えません」と言葉を濁している。
シーズン10追加エピソードはFOXチャンネルで放送中。全24話構成となるシーズン11は、今夏より全米放送される。(編集部・倉本拓弥)