ビージーズの伝記映画、ケネス・ブラナーが監督
男性ボーカルグループ・ビージーズの伝記映画(タイトル未定)で、ケネス・ブラナーが監督に決まったと The Hollywood Reporter など複数の媒体が報じた。
パラマウント・ピクチャーズが手掛ける本作は、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』を大ヒットさせたプロデューサー、グレアム・キングの製作会社GKフィルムズと、ドリームワークス元重役の経歴を持つステイシー・スナイダーの製作会社シスター、スティーヴン・スピルバーグ監督が率いる製作会社アンブリン・パートナーズが、バンドメンバーのバリー・ギブと共に製作する予定。脚本は、『シェイクスピアの庭』のベン・エルトンが執筆し、同作でメガホンを取ったブラナーが今作の監督として新たに加わることになった。
ビージーズは、バリー、ロビン、モーリスのギブ三兄弟から成る人気グループで、1960年代から70年代にかけて世界で2億3,000万枚以上のレコードを売り上げた。ヒット曲の中には、「マサチューセッツ」「傷心の日々」「愛はきらめきの中に」「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」などがある。特に「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」「愛はきらめきの中に」は映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)のサウンドトラックとして使用され、ディスコファンを熱狂させた。
モーリスさんは2003年に53歳の若さで亡くなり、ロビンさんも2012年に62歳でこの世を去っているため、バリーの今作への関わりが重要になってきそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)