吉川愛、ド緊張!『ラーヤと龍の王国』声優陣と一筆龍に筆入れ
女優の吉川愛が15日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われたディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』の大ヒット記念舞台あいさつに出席。江戸時代から縁起物として伝わる一筆龍の最後に筆入れするという大役に大緊張していた。この日は吉川のほか、高乃麗、森川智之、斎藤汰鷹も登壇した。
『ラーヤと龍の王国』は、過去の悲しい出来事から人を信じる心を失ってしまったヒロイン・ラーヤが、邪悪な魔物ドルーンによってバラバラにされてしまった世界を再び一つにまとめようと奮闘する物語。日本版では吉川が主人公・ラーヤの声を担当し、高乃がシスー役、森川がベンジャ役、斎藤がブーン役を務めた。
5日の封切り以降、大きな反響を呼んでいる本作。吉川も友人から「感動で泣きすぎて大変だったから、エンドロールが長くて良かった」という感想をもらったそうで、自身も「トゥクトゥクやノイちゃんといった癒されるキャラクターがたくさん登場して、最初から最後まで癒されます」と作品を堪能したという。
この日は、江戸時代より縁起物として重宝されている一筆龍を、日本で3人しか存在しないという一筆龍絵師・手島啓輔が生パフォーマンス。ラーヤの大切なパートナーとなるシスーをイメージした龍を、見事な筆さばきで描き上げると、吉川は「すごい。一筆でこんなにキレイに描けるんですね。鳥肌が立っちゃいました」と感嘆する。
そんな手島の一筆龍に仕上げの一筆を入れることになると、吉川ら登壇者は「いいんですか。大丈夫?」と困惑顔。斎藤、森川、高乃らが無事成功させ、最後の一筆を入れることになった吉川は「プレッシャーです。わたし棒人間しか描けないんです」と尻込みするが、なんとか龍を完成させると満面の笑みを浮かべる。見事な一筆龍が完成し、司会者から「これで大ヒット間違いないですね」と言われると、吉川は「ぜひ多くの方に観てほしいです」と作品をアピールしていた。(磯部正和)