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木村拓哉出演×ウォン・カーウァイ監督『2046』初配信!Netflixで3月16日よりレストア版で

『2046』キービジュアル
『2046』キービジュアル - (C)2004 BLOCK 2 PICTURES INC.(C) 2019 JET TONE CONTENTS INC. ALL RIGHTS RESERVED

 2004年に劇場公開された木村拓哉出演、ウォン・カーウァイ監督の映画『2046』が、3月16日よりNetflixで日本初配信。レストア版で配信されることが12日、明らかになった。

【写真】『2046』『花様年華』場面写真

 『2046』は、『恋する惑星』(1994)『花様年華(かようねんか)』(2000)などのカーウァイ作品の常連であるトニー・レオンをはじめ、木村拓哉、コン・リーフェイ・ウォンチャン・ツィイーらアジア映画のスターが集結したラブストーリー。愛する女性と結ばれなかった哀しみを抱え、「2046」というタイトルの小説を書き始めるチャウ(トニー・レオン)を軸にした物語が展開する。撮影のクリストファー・ドイル、美術のウィリアム・チャンらカーウァイ作品でおなじみのスタッフが参加し、近未来世界の映像美も話題に。同作は、第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。

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 レストア版はカーウァイ監督自ら手掛け、昨秋開催されたニューヨーク映画祭を皮切りに、各国でリバイバル上映された。カーウァイ監督は「今回、4Kでのレストア作業をするにあたり、これらの作品のファンの記憶の中にあるものと、自分が最初にイメージしたものとの乖離にジレンマを感じましたが、レストア作業によって、当初私が思い描いていたビジョンを表現する方を選ぶことにしました」とコメントしている。

 Netflixでは同日よりカーウァイ監督の『花様年華』レストア版、『欲望の翼』(1990)も配信する。(編集部・石井百合子)

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