塚本高史&長瀬智也「タイガー&ドラゴン」以来16年ぶり共演
俳優の塚本高史が、3月19日放送のドラマ「俺の家の話」(毎週金曜22時~TBS系)第9話に出演し、主演の長瀬智也とドラマ「タイガー&ドラゴン」(2005)以来、16年ぶりに共演することが明らかになった。また、ムロツヨシも同話に登場。長瀬とムロがドラマで共演するのは「うぬぼれ刑事」(2010)以来、11年ぶりとなる。
宮藤官九郎のオリジナル脚本による「俺の家の話」は、ピークを過ぎたプロレスラー・観山寿一(長瀬)が、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の大黒柱として様々な困難に立ち向かうホームドラマ。戸田恵梨香、永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、西田敏行らが共演している。
塚本が演じるのは、三代目葬儀屋・鬼塚。シリアスなシーンでの緩衝材であり、物語のスパイスとなる役どころだ。長瀬とは16年ぶりの共演となったが「お会いして一瞬で距離が縮まり、すんなりと現場に入れてうれしかった」と言う塚本。「収録の合間、モニターで演技の映像をチェックさせていただいた時も、自分と2ショットで映っている長瀬さんの姿を見て感慨深かったです。また、16年前と何も変わらず、分け隔てなく自然体で接してくれる長瀬さんの姿に魅了されました」と思いを明かす。
ムロは観山流の分家当主・観山万寿にふんし、寿一(長瀬)が観山流を継承することに異議を唱え、寿一と真っ向から対立するという役どころを担う。少し前に本作のロケ現場にたまたま遭遇したというムロ。「その時に出たい! 出たい! と話しておりました。今回このように出演させていただき、長瀬さんから『本当に来てくれたんだ』と言ってもらいうれしかったです」と舞台裏を明かしている。二人のコメント全文は以下の通り。(編集部・小松芙未)
▼塚本高史
長瀬さんとは、「タイガー&ドラゴン」以来16年ぶりに共演させていただきましたが、お会いして一瞬で距離が縮まり、すんなりと現場に入れてうれしかったです。収録の合間、モニターで演技の映像をチェックさせていただいた時も、自分と2ショットで映っている長瀬さんの姿を見て感慨深かったです。また、16年前と何も変わらず、分け隔てなく自然体で接してくれる長瀬さんの姿に魅了されました。第6話の阿部サダヲさん、第8話の佐藤隆太さんに続き、いよいよ第9話で、最後の象徴的なシーンに関わる三代目葬儀屋・鬼塚として出演致します! 楽しんで観ていただけたらうれしいです。
▼ムロツヨシ
少し前になりますが、この作品のとあるシーンのロケをしている現場にたまたま遭遇し、久しぶりに長瀬さん、戸田さん、西田さんにご挨拶させていただき、その時に出たい! 出たい! と話しておりました。今回このように出演させていただき、長瀬さんから「本当に来てくれたんだ」と言ってもらいうれしかったです。
長瀬さんとは11年前に「うぬぼれ刑事」で共演させていただきましたが、面と向かってお芝居させていただくのは今回がはじめてで、「IWGP」を見ていた自分としても非常に感慨深かったです。長瀬さんの力強さからくる説得力が、お芝居であろうとなかろうとまっすぐに伝わってきました。まっすぐに思いが伝わるストレートを投げていく生き様、芝居の仕方が改めてかっこいいなと思いました。戸田さんもいつもと変わらない笑顔で接してくれて、久しぶりに現場での戸田さんの笑い声を聞けて懐かしかったです。この作品を初回の放送から見続けており最後がどうなるか、私自身も本当に楽しみでなりません。そして、長瀬さんと一緒にお芝居させていただいたこと、この作品に参加させていただいたことに感謝しております。