『大アマゾンの半魚人』リメイクか?「ウォーキング・デッド」スタッフが検討中
モンスター映画の名作として知られる『大アマゾンの半魚人』(1954)のリメイクを、ドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズで監督や製作総指揮を務めるグレッグ・ニコテロが、映画『シン・シティ』などのロバート・ロドリゲス監督と検討しているとComicbook.comなど複数の媒体が報じた。
カルト的な人気を誇る『大アマゾンの半魚人』は、アマゾン川で水掻きのついた手形の化石が発見され、現地に赴いた調査隊によって見つかった半魚人との戦いを描いたSFホラー。ジャック・アーノルドが監督を務め、リチャード・カールソン、ジュリー・アダムス、リチャード・デニングらが出演した。
ニコテロはComicbook.comのインタビューで「どんなクリーチャーや怪物好きの子供でも、『大アマゾンの半魚人』は典型的な怪物映画だった」と話し、「僕とロバート・ロドリゲスは、『共同で「大アマゾンの半魚人」を作らないか?』って、いつも話し合ったりしているんだ。なぜなら、二人とも『ジョーズ』『遊星からの物体X』『ニューヨーク1997』『ブレードランナー』などが好きで、同じテイストを持っているから」と明かしている。「『大アマゾンの半魚人』をリメイクしたら、クールじゃないか」とロドリゲス監督に提案したこともあるそうだ。
今のところは検討段階で、製作は決まっていない。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)