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黒木華&柄本佑がW主演!漫画家夫婦の心理戦描く『先生、私の隣に座っていただけませんか?』公開決定

『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より
『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より

 黒木華柄本佑が、漫画家夫婦の心理戦を描く映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(9月10日公開)でダブル主演を務めることが26日、明らかになった。黒木と柄本が結婚5年目を迎えた漫画家の夫婦にふんし、妻が描く不倫を題材にした漫画の世界と、妻の担当編集者と不倫をする夫の現実世界が交錯していく。劇中漫画を、漫画家のアラタアキ鳥飼茜が担当する。

【写真】黒木華と柄本佑が出演した2015年4月期日曜劇場の会見

 本作では、現実と漫画の世界、嘘と本音が交錯する漫画家夫婦の心理戦に加え、誰しもが身に覚えのある男女のズレ、結婚5年目夫婦の“あるある”などが描かれる。物語は、佐和子(黒木)がある日突然、不倫を題材にした「先生、私の隣に座っていただけませんか?」というタイトルの新作漫画を描くと言い出すところから始まる。佐和子の担当編集者と不倫をしていた俊夫(柄本)は、妻の描く漫画に自身の不倫現場がリアルに描かれていることに動揺。さらに漫画の物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開。恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく。

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 本作の企画は、長澤まさみ主演『嘘を愛する女』(2018)や土屋太鳳主演『哀愁しんでれら』(2021)など、次世代クリエイターの発掘を目的とするオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM」(2018)から生まれたもので、準グランプリに輝いた作品。脚本・監督を、BSテレ東のドラマ「高嶺のハナさん」の放送を控える新進気鋭の映画監督、脚本家の堀江貴大が務める。

 黒木は、先ごろ日本アカデミー賞で3度目の最優秀助演女優賞に輝き、4月期の月9ドラマ「イチケイのカラス」ではヒロインを務める。柄本は、現在『心の傷を癒すということ《劇場版》』と『痛くない死に方』の2本の主演映画が公開中で、日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」への出演も話題を呼んだ。

 黒木、柄本、堀江監督のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は、9月10日より新宿ピカデリー他全国公開

黒木華(早川佐和子役)
 脚本を最初に読んだ時、漫画部分と実写映像部分の繋がり方が面白いなと思い、どういうふうな映画になるんだろうと楽しみでした。ミステリーのようにドキドキする場面もあるので、二人の漫画家の行先を是非楽しんでください。

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柄本佑(早川俊夫役)
 堀江監督のホンは非常にウェルメイドで、出来上がるまでどんな映画になるのか予想のつかないものでした。そんな中切磋琢磨してできあがった映画は、想像をこねくりまわすものと仕上がっていると思います。フラットにお楽しみ下さい!

堀江貴大(脚本・監督)
 素晴らしいスタッフキャストの皆さんの力が合わさって、虚実入り混じるミステリアスな夫婦映画が完成しました!“佐和子”という底が知れない人間を、黒木華さんがキュートさとクールさという二面性を持って繊細に表現し、物悲しくも恐ろしくもあるキャラクターが誕生しました。そして、恐怖と嫉妬にもだえ苦しむ“俊夫”という人間を、柄本佑さんが時にカッコ良く、時にカッコ悪く、愛嬌たっぷりに演じてくれました。この漫画家夫婦の一風変わった夫婦喧嘩の行き着く先はどこなのか。ニヤニヤヒヤヒヤしながら、楽しんでご覧いただきたいです!

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