綾瀬はるか、西島秀俊とのバディ再共演を熱望!次はスポコンを提案!?
綾瀬はるかと西島秀俊が30日、都内で行われた映画『奥様は、取り扱い注意』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、客席からの質問に答える形で、本作の撮影の裏側や、今後の続編の可能性などについてトークを行なった。
2017年放送の同名ドラマを映画化した本作は、元特殊工作員だがその正体を隠し、次々とトラブルを解決していく伊佐山菜美(綾瀬)と、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚し生活を共にしていた伊佐山勇輝(西島)の“最強夫婦”を描く。劇場版ではドラマ最終回のその後の物語が展開する。壇上には、本作のメガホンを取った佐藤東弥監督も登壇した。
本作で一旦綾瀬と西島の“バディ”も見納めとなるが、綾瀬は「寂しいですけど、また会っても『おうっ!』て」と西島との距離感を紹介。「お芝居もそう、アクションもそうですが、全面的に信頼していました」と西島との撮影を振り返る。西島はバディ解散に名残惜しそうな表情で、「寂しいですよ。コンビのようにやってきましたから」とうなだれる。
そんな中、客席の子どもから「楽しかったんですけど、続きはありますか?」と続編を望む声も上がると、綾瀬はこれに「今のところないと思います」と申し訳なさそうな表情。西島が即座に「でも続きは観たいです」と続くと、佐藤監督も「映画の続きがあるかはわかりませんが、菜美と勇輝の物語の続きは観たい」と3人揃って続編への意欲を見せていた。
イベントではさらに「次に共演した時にしたい役柄」についても質問が飛んだが、綾瀬は「またアクションのバディものはやりたい」と西島とのバディ再共演を熱望。「以前にも西島さんとこのことで話したことがあるんです。やるならスポコンで、わたしがコーチで、西島さんが教えられる側がいいねって」と明かすと、西島は「僕がコーチって言ったんですけど、いやわたしが教える側でって言うんです。逆の方がいいのに」と綾瀬の発言に苦笑い。
綾瀬はそんな西島を横目に「西島さんに『走れっ!』とかやってみたい。水泳とか、バレーボールとか。あと、『今日は100本ノックだ!』とか」と盛り上がり、佐藤監督もこれに「綾瀬さんコーチの方が絶対面白いと思います」と綾瀬の背中を押して会場を笑わせた。
終盤には、本作に出演もするバラエティー番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系)のディレクターの小松原正勝も駆けつけ、花束を3人に手渡しヒットを祝福。また、3月29日に50歳の誕生日を迎えたばかりの西島へ、サプライズで菜美と勇輝のイラストが描かれた巨大なケーキも登場。登壇者全員で祝福した。
50歳の誕生日を祝われた西島は「ありがとうございます、すみません、この場をお借りしてこんなことをやって」と恐縮しつつ、「50歳になったということで、気持ちを新たに、一からのつもりでいろいろと新しいことに挑戦していきたい」と抱負を語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
『奥様は、取り扱い注意』は全国公開中