「おちょやん」の次は?今後の朝ドラをチェック
NHKの連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)の放送は佳境に入り、5月には最終回を迎える。次に控える朝ドラは「おかえりモネ」。以降も「カムカムエヴリバディ」「ちむどんどん」とタイトルが発表されている。
杉咲花がヒロインを演じ、昨年11月30日から放送中の「おちょやん」は、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に飛び込み、やがて上方を代表する女優となっていく人生を描いた物語。現在放送は第18週。千代は夫の一平(成田凌)が座長を務める鶴亀家庭劇の役者として活躍してきたが、時代は戦争に突入する。大切なものを失いながら終戦を迎えた千代たちは、新たな船出を決めるのだった。最終回は5月15日(本編の最終回は5月14日、15日は最終週の振り返り)に放送される。
「おちょやん」終了後、5月17日からは次の朝ドラ「おかえりモネ」(2021年度前期)がスタート。同作では、清原果耶がヒロインの永浦百音(ながうら ももね)を演じる。宮城県・気仙沼に生まれ育ち、同県の登米で青春を送る百音は、気象予報という仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく。主題歌が人気ロックバンド BUMP OF CHICKEN の「なないろ」に決定したことも話題だ。
そして「おかえりモネ」の次の朝ドラは、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロイン役を務める「カムカムエヴリバディ」(2021年度後期)。昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代のヒロインを描く。彼女たちは、その時代ごとの試練にぶちあたりながらも、自分らしい生き方をそれぞれが違うあり方で見出していく。
さらにその「カムカムエヴリバディ」の次の朝ドラは、「ちむどんどん」(2022年度前期)。ヒロイン役は黒島結菜。沖縄本土復帰50年となる2022年に放送される本作は、沖縄で育った個性豊かな四兄妹が傷つき、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく物語。復帰前の沖縄「やんばる」地方で生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子は、復帰とともに東京で働き始め、ふるさとの「食」である沖縄料理の店を開くことになる。(編集部・小山美咲)