実写版「パワーパフ ガールズ」ユートニウム博士役が決定
米CW局が放送する、人気テレビアニメ「パワーパフ ガールズ」実写ドラマ化のパイロット版で、ガールズの生みの親である天才科学者ユートニウム博士役が、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』などのドナルド・フェイソンに決定、またタイトルが「パワーパフ(原題) / Powerpuff」になるとVarietyほか各メディアが報じた。
パワーパフガールズは、遺伝子工学を研究するユートニウム博士の実験で誕生した、スーパーパワーを持った3人の幼稚園児たち。実写版では、子供時代を犯罪との戦いに捧げたことを恨んでいる、20代に成長したガールズが描かれるという。
正義感の強いリーダー格・ブロッサム役でクロエ・ベネット、ナイーブな甘えん坊・バブルス役でダヴ・キャメロン、おてんば娘・バターカップ役でヤナ・ペローが出演。ドナルドふんするユートニウム博士は、中年の危機を迎えており、大人になった娘たちとの関係を改善しようとしているという設定だ。
ドナルドは、2001年から2010年にかけて、人気医療コメディ「scrubs ~恋のお騒がせ病棟」にレギュラー出演。映画では『タイタンズを忘れない』『スカイライン-征服-』のほか、ドクター・グラビティー役で『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』に出演している。
「パワーパフ(原題)」パイロット版の監督は「アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト」などのマギー・カイリー。脚本はドラマ「ヴェロニカ・マーズ」のヘザー・レニエと『JUNO/ジュノ』の脚本家ディアブロ・コディが執筆し、グレッグ・バーランティ、サラ・シェクター、デヴィッド・マッデンと共に製作総指揮にも名を連ねる。(編集部・入倉功一)