佐藤健『るろ剣』IMAXで体感!10年分の思いが胸に
佐藤健が8日、都内にあるグランドシネマサンシャイン池袋にて行われた映画『るろうに剣心 最終章 The Final』IMAX公開記念イベントに出席。大迫力のIMAXで壮大なアクションシーンを体感した佐藤は「数回観ているのですが、もうIMAX一択ですね」と興奮気味に語っていた。イベントには武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督も参加した。
『るろうに剣心 最終章 The Final』は、和月伸宏による原作の「人誅編」をもとに実写映画化。姉・雪代巴(有村架純)の仇と復讐に燃える最凶の敵・雪代縁(新田)と、彼の怒りのすべてを受け止めようとする緋村剣心(佐藤)の壮絶なバトルが展開するアクションエンターテインメント。
この日は、撮影現場をともにしたスタッフ、キャストと一緒に映画を鑑賞した佐藤。日本最大級の大スクリーンで迫力の映像と音響を堪能すると「もうIMAX一択ですね」と大満足の表情を浮かべる。さらに「一緒に戦い抜いたスタッフの方々と鑑賞できたことが感慨深い。エンドロールを観てグッときました」と胸の内を明かした。
大友監督も「演出側としては、さまざまな感情が映し出されるのが魅力だよね。やっぱりIMAX一択だね」と佐藤の意見に同調すると「やったことと、やっていないことがはっきり見える。ある意味で恐ろしいけれど、そのことは日本映画のレベルを上げる気がする」とIMAXでの映画公開は、作り手の向上心を掻き立てるようだ。
そんななか佐藤は「今日はまっけん(新田)のまつげばっかり観ていました」と笑うと「非常に美しい横顔だと思っていつも観ているのですが、今日はまつげが2メートルぐらいあった」とコメント。新田は「(IMAXでの上映は)目の奥にある感情がすごく伝わってきます。アクションシーンも観ながら自分の身体がビクって動くんです。それだけすごい」と感激していた。
イベント後半には司会者から『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のIMAX上映も決定したことが告げられる。佐藤は「非常に喜ばしいですね」と笑顔を見せると、アメリカを拠点に活動することを発表している新田に「アメリカからすごい人を連れてきて、日本中にIMAXを普及させてよ」とムチャぶり。大友監督も「『The beginning』もIMAXに向いている作品だと思う」と太鼓判を押していた。
最後に佐藤は「今日映画を観て、最初に感じたのが現場をともにした皆さんへの感謝です。10年分の思いが胸に迫ってきました」と述べると「大友監督との出会いがなければ、いまの僕は間違いなくいないので、自分を信じてくれて、引き出してくれたこと感謝しています」と熱い思いを吐露していた。(磯部正和)
『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日全国公開