『るろうに剣心』縁の仲間・乙和瓢湖のキャストは?柳俊太郎に注目
劇場公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』で、新田真剣佑が演じる雪代縁(ゆきしろえにし)の一派のひとり、乙和瓢湖(おとわひょうこ)役を務める柳俊太郎に注目したい。
本作は和月伸宏の人気漫画を実写映画化したシリーズ最終章2部作の第1弾。志々雄真実との死闘後、穏やかに暮らしていた緋村剣心たちに忍び寄る敵と、剣心の秘められた過去が明らかになる。監督は前3作に続いて大友啓史。主演の佐藤健をはじめ、武井咲、青木崇高、蒼井優、江口洋介らシリーズおなじみの俳優陣に加え、新田が最凶の敵・雪代縁役で出演する。
その縁一派のひとりである乙和瓢湖を演じているのが柳。乙和瓢湖は、剣心に友人を殺された恨みを抱く快楽殺人者で、2本の歪曲した大鎌と全身に仕込んだ様々な武器を繰り出して戦う。この乙和瓢湖役で、柳はそうそうたる俳優陣の中でも強烈なインパクトを残している。
柳はこれまで『HiGH&LOW』シリーズや『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ、映画『見えない目撃者』、ドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」などに出演。183センチという長身でファッション誌「MEN'S NON-NO」のモデルとしても活躍している。
最近では、Netflixで配信中のドラマ「今際の国のアリス」で“ラスボス”を演じたことでも注目を浴びた。ラスボスは丸刈りで顔面に大きなタトゥーを入れた、これまた特徴的なキャラクターで、劇中では日本刀を用いたアクションにも挑んだ。また、渡辺航の人気漫画を実写化した映画『弱虫ペダル』で人気キャラクターの巻島裕介役を務めたことも記憶に新しい。そちらでは、玉虫色の長髪というビジュアルで、独特のダンシング(立ち漕ぎ)をする役どころを絶妙に表現し、異色の存在感を放っていた。
なお、最終章2部作の2作目となる映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、6月4日に公開される予定だ。(編集部・小山美咲)