細田守監督『竜とそばかすの姫』歌姫ベルが話題!声の主を巡って予想白熱
細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』(7月公開)の予告編が2日に公開され、『アナと雪の女王』『ベイマックス』などのキャラクターデザインで知られるジン・キムが手掛けた「歌姫ベル」のデザインのほか、その美しい歌声が話題に。ネット上では声の主を巡る予想も盛り上がっている。
本作は、50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を舞台にした物語。心に傷を抱える17歳の女子高生すずが、“もうひとつの現実”と呼ばれるこの世界で未知との遭遇を経て成長していく。すずは、歌姫ベルとして<U>に参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく設定だが、予告編ではタイトルの「竜」に加え歌姫ベルも登場。その歌声に「鳥肌立った」「リピートしてしまう」「早くフルで聴きたい」など多くの感想が寄せられ、声の主を巡ってさまざまな名前を挙げ予想が白熱している。
なお、東宝宣伝部によると歌姫ベルのデザインは、<U>は誰にでも開け放たれたユニバーサルな世界であるため、ディズニーで多くの経験を積み世界の壁を越える表現を知るジン・キム氏に依頼。シナリオを読んで一からイメージし、細田監督とディスカッションを重ねて作り上げた。ベルを<U>の世界において全ての美を象徴するような存在としてイメージし、世界の片隅に暮らすすずと対比になるようデザインされたという。
新たに公開された場面写真では、主人公すずが暮らす高知の田園風景、すずが歌姫ベルとして参加する超巨大インターネット空間の仮想世界<U>など、細田監督ならではの壮大でイマジネーション豊かな世界観、映像美が見られる。(編集部・石井百合子)