藤木直人「連続ドラマW 黒鳥の湖」で主演!三宅健はWOWOWドラマ初出演
WOWOWにて7月から放送される「連続ドラマW 黒鳥の湖」(全5話・第1話無料放送)の主演を藤木直人が務め、吉瀬美智子、三宅健、財前直見が共演することが決定した。なお、三宅はWOWOWドラマ初出演を果たす。
藤木が17年ぶりにWOWOWのドラマに出演となる本作は、宇佐美まことによる同名小説が原作。「ザイゼンコーポレーション」の社長・財前彰太が、ある事件によって、過去の過ちによる罪悪感に翻弄(ほんろう)されていく姿を描く。彰太役を藤木、彰太の妻で、事件に巻き込まれていく中で過去の秘密が明らかになる由布子役を吉瀬、寺の住職の息子で由布子が参加した“瞑想の会”を開く若院役を三宅、若院の母親で、由布子の精神的な支えになり良き相談相手となる大黒様役を財前が担う。
主演の藤木は、「WOWOWで『宿命』というドラマをやらせてもらったのがもう17年前。主人公彰太の過去の事件とほぼ同じくらい前(笑)。スケジュールはハードになりそうですし、今の世の中の状況もとても大変ですが、まずはしっかりと毎日健康体で撮影に臨みたいと思います」と意気込んでいる。
吉瀬は、「久しぶりのWOWOWで、大人が特に楽しめる作品だなと思いました。難しい役どころではありますが、この役を楽しみながら演じられたらと思います。藤木さんとも2度目の共演なので楽しみです」と喜び、役については「内容が複雑で由布子も秘密をもっていながらの生活ですが、芯は強く彰太と出会ったことによって救われた部分もあります。品があり、優しさの中にも強さを持っている女性だと思います」とコメントを寄せている。
また三宅は、「ドラマでミステリー作品に出演させていただくのは今回が初めてなので、これまで見せたことのなかった自分をお見せできるのではないかと思いました。また、WOWOWでは初めてのドラマ出演になりますので楽しみにしております」と心境を明かし、「世の中は帳尻が合うようにできていて、悪いことをすればいずれ暴かれ、必ず報いはやってくるのだなと思いました。原作中の言葉を借りると、『間違った方法で得た幸福は、正しい方法で修正される。』正に因果応報。嘘をつけば、その嘘を隠すために一つ、また一つと嘘を塗り重ねていかなければいけなくなる。そのいくつも重ねられた嘘が、やがて人の心を真っ黒に塗り潰していくのかも知れない。なので、やはり真っ当に生きることが全てなのだと思いました。そんなことを感じられる作品になっていると思いますので、皆様ぜひご覧ください」とアピール。
財前は、「最初に、主人公達の名字が『財前』なので、ややこしいと思いました(笑)。撮影現場で『財前』と呼ばれると『ハイッ』って返事をする自分が浮かびました」とオファーを受けたときの感想を語っている。(編集部・梅山富美子)