「ドラゴン桜」1話で活躍、2人組生徒役は?西山潤&西垣匠に注目
阿部寛主演のドラマ「ドラゴン桜」(TBS系・日曜よる9時~)が25日より放送スタートした。その第1話で、派手な活躍をして印象を残した生徒の小橋と岩井を演じた若手俳優の西山潤と西垣匠を紹介したい。
本作は、漫画誌「モーニング」連載の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。2005年に放送された前ドラマの原作である「ドラゴン桜」の続編だが、ドラマでは今の時代を反映したオリジナルの展開が予定されている。かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)は、彼の元教え子であり弁護士の水野直美(長澤まさみ)と、偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園を舞台に、新たな生徒たちに向き合っていく。
第1話に、西山と西垣は最初に東大専科への参加を希望する派手な生徒役で登場。生徒が入ったことに喜ぶ水野に、「自分たちが評価されないのは見た目の問題だ」とバリカンを取り出して髪を刈ることを依頼するが、これは桜木や水野を陥れるための作戦であり、彼らと激しいバトルを繰り広げることとなった。西山と西垣にとって、1,000人が参加したオーディションを勝ち抜いて獲得した龍海学園生徒役で、メイン生徒にも劣らないインパクトだった。
その西山は、1998年7月12日生まれ。神奈川県出身。2006年に映画『サイレン FORBIDDEN SIREN』でデビューすると、映画『20世紀少年』シリーズで主人公・ケンヂの幼少期を演じるなど、子役から活躍した。近年の主な出演作は、ドラマ「福岡恋愛白書14 天神ラブソング」、NHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」、映画『ターコイズの空の下で』など。
一方の西垣は、1999年5月26日生まれ。石川県出身。2019年に「ミスター慶應コンテスト」でグランプリを受賞。2021年、ドラマ「夢中さ、きみに。」で俳優デビューすると、その後もドラマ「西荻窪 三ツ星洋酒堂」や SEKAI NO OWARI「YOKOHAMA blues」のショートドラマなどに出演。ファッションブランド「COTORICA.」のメンズモデルも務めている。
2話以降で、小橋と岩井がどのように物語に絡んでいくのかも注目される。(編集部・小山美咲)
<西山潤&西垣匠インタビュー>
■出演が決まった時について
【西山】電話で聞いた時「え? ほんとですか!?」と思わずマネージャーさんに聞いてしまうくらいびっくりしました。その瞬間に憧れだった日曜劇場そして「ドラゴン桜」という作品に同世代の役者達と参加できることがすごい楽しみでした。
【西垣】 驚きと嬉しさの両方がありました。でも喜べたのは1日だけで、次の日からはどんな風に演じようか、自分にできるだろうかという不安も出てきました。“岩井”が、嫌な人間になればなるほど、最後に視聴者の皆様にスカッとしてもらえると思ったので、全力で頑張ろうと思いました。
■お互いの印象について
【西川】お会いした事はありませんでしたが、共通の知り合いがいたので最初の会話から自然と普通に話すことができました。ミスター慶應と聞いていたのでどんな爽やかが来るのかと楽しみでした。お会いしたらスタイル良くて髪サラサラ顔小さっ! ってなりました。結局眉なし坊主になってしまったんですけどね(笑)。
【西垣】西山くんはインドアな僕とは反対に、アクティブで誰とでもすぐに仲良くなれる、 とても素敵な方だなと思っています。 現場では「ついてこいよ」と言ってくれて、とても頼りになる兄貴的な存在です! 最後までついていきたいです!
■今回のビジュアルについて
【西山】インパクト強すぎですよね。坊主は何回かやったことはありましたが、眉毛は整えたことすらなかったので、自分の中でかなり新しい挑戦でした。でも最近はこの状態で帽 子も被らず、眼鏡もかけずに街を歩いてる時もあります。意外と気に入っちゃってます。
【西垣】まさか坊主になる役を頂けると思っていなかったので、驚きました! 茶髪も坊主も人生初の経験だったのですが、とても気に入っています! 父と2人暮らしをしているのですが、初めて坊主姿を見た時の父の驚いた顔が忘れられません(笑)。眉毛もないので、衝撃的なビジュアルではありますが、皆さんの印象に残ればいいなと思っています。
■ほかの出演者とのエピソード
【西山】阿部さんや長澤さんとのシーンは現場の段取りの時点で新しいものが生まれること が多いんですが、専科教室で水野先生に謝罪動画を撮らせるシーンでは阿部さんが僕にした壁ドンも台本にはなく、急遽決まったものだったんです。毎シーン毎シーン刺激があって面白いです。空き時間は高橋海人くんに King & Prince の「シンデレラガール」のダンスを教えてもらってます。クランクアップまでに完璧に踊れるようになってればいいなって思ってます(笑)。
【西垣】休憩中に阿部寛さんと楽しくお話させていただいたのですが、本番になった瞬間、一気に空気が変わったことがとても印象的でした。現場のスピード感や、共演者の方々の演技力に圧倒され、必死に食らいつく毎日ですが、福澤(克雄)監督に「目が怖くてとても良かった」と褒められたことが嬉しかったです。同世代の皆さんとお芝居できることも楽しく、とても貴重な経験となっています!