『るろうに剣心』新田真剣佑の雪代縁に反響!「完璧な実写縁」
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)で、主人公の緋村剣心の前に立ちはだかる最凶の敵・雪代縁(ゆきしろえにし)を演じる新田真剣佑。大ヒットシリーズの最終章として大きな注目を浴びる中、4月23日に公開を迎え、SNS上には「完璧な実写縁」「最高に魅力的」という感想が多く見られた。
本作は和月伸宏の人気漫画を実写映画化したシリーズの最終章2部作の第1弾。志々雄真実との戦い後、穏やかに暮らしていた緋村剣心と、彼に忍びよる敵・雪代縁との死闘を描く。前3作に続いて大友啓史監督がメガホンを取り、主演の佐藤健をはじめシリーズおなじみのキャストが集結。最終章のキーマンである縁に新田がふんし、その姉で剣心のかつての妻・雪代巴(ゆきしろともえ)を有村架純が演じていることが大きな話題だ。
縁は剣心の“十字傷の謎”を知る男で、中国大陸の裏社会を牛耳る武器商人。十字傷にまつわる過去により憎しみを抱えながら、剣心への復讐心を糧にマフィアのトップにまで上り詰めた。昨年のキャスト発表の際には、白髪とメガネ、オレンジの衣装で縁の特徴的な見た目を表現した姿が、「適役」「ビジュアル的にも申し分ない」と好意的に受け止められていた。実際に公開を迎えてからは、縁の内面がにじみ出るような説得力のある新田の演技に、SNSでは「最高」「イメージ通り」「予想以上」といったリアクションが見受けられる。また、鍛え抜かれたその肉体についても、驚きの声が上がった。
さらに、『The Final』の大きな見せ場である、剣心と縁の感情がほとばしる激しいアクションシーンは大きな反響を呼んでおり、佐藤と新田、両者の姿に「異次元のアクション」「息をのむほど圧倒された」という声が。アクション監督を務めたのは、これまでの『るろうに剣心』シリーズでも同役割を担った、日本を代表するアクション監督の谷垣健治だ。子供のころから空手やレスリング、体操を経験し、アクションの素養は折り紙付きの新田。本作のアクションについて、求められるものは「桁違い」だったというが、その期待に応えていくことがとても楽しかったと振り返っている(4月24日掲載シネマトゥデイニュースより)。
なお、最終章2部作の第2弾『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開)は、縁との戦いから時間をさかのぼり、動乱の幕末、剣心が暗殺者として暗躍していたころが舞台。『The Final』では回想として描かれた、巴が関わる剣心の過去に焦点があたり、剣心の十字傷に秘められた真実がついに明かされる。(編集部・小山美咲)