アカデミー賞12回ノミネート!ダイアン・ウォーレンのドキュメンタリー始動
アカデミー賞に12回ノミネートされたソングライター、ダイアン・ウォーレンを題材にしたタイトル未定のドキュメンタリー映画の制作が始動した。Deadlineほか複数メディアでが報じている。
本作は、ダイアンが14歳の頃から楽曲を書き始めたきっかけや、優れたソングライターになっていく過程を捉えたものになる模様。ノンフィクションの映画作品やテレビ作品を手掛けてきた制作会社XTRのもと企画が始動している作品で、ミニシリーズ「ディファイング・グラヴィティ:ザ・アントールド・ストーリー・オブ・ウィメンズ・ジムナスティクス(原題) / Defying Gravity: The Untold Story of Women's Gymnastics」でメガホンを取ったベス・カーグマンが監督を務める。
ダイアンは、これまで音楽グループ デバージの「リズム・オブ・ザ・ナイト」、歌手ベリンダ・カーライルの「アイ・ゲット・ウィーク」、シェールの「ターン・バック・タイム」、セリーヌ・ディオンの「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」、トニ・ブラクストンの「アンブレイク・マイ・ハート」、リアン・ライムスの「ハウ・ドゥ・アイ・リヴ」、ロックバンド エアロスミスの「ミス・ア・シング」、ブランディの「ハヴ・ユー・エヴァー」などの大ヒット曲以外にも、100作以上の映画に楽曲を提供している。
ビルボードでは9曲が全米No.1になり、32楽曲が全米トップ10入り。1980年代には、7人の異なるアーティストのウォーレンによる楽曲が、全米トップ100に入ったこともあり、ハリウッド殿堂入りも果たしている。アカデミー賞に関しては、今年も含め過去に12度歌曲賞にノミネートされているが一度も受賞していない。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)