「大豆田とわ子」ホラーな展開に騒然!「谷中さん」がトレンド入り
11日、松たか子主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(毎週火曜夜9時~)の第5話が放送され、松演じる主人公とわ子が同じくバツ3の相手からプロポーズされる事件のほか、修羅場に次ぐ修羅場が展開。放送後、「大豆田とわ子と三人の元夫」がTwitterトレンド1位になったほか、「まめ夫」「谷中さん」「かごめちゃん」などのワードがトレンド入りする反響を見せた(※ネタバレあり。5話の詳細に触れています)
本作は、ドラマ「最高の離婚」(2013)、「カルテット」(2017)、映画『花束みたいな恋をした』などの坂元裕二がオリジナル脚本を手掛けたロマンチックコメディー。バツ3の建設会社社長・大豆田とわ子(松)が、3人の元夫(岡田将生、角田晃広、松田龍平)に振りまわされながら幸せを探し求めるさまを描く。
5話では、とわ子の誕生日が近づくなか、「しろくまハウジング」に話題のイベント会社から華やかな仕事が舞い込み、とわ子と同じバツ3だという社長の門谷(谷中敦)と意気投合。門谷からランチがてらに整体マッサージに誘われ、いきなりプロポーズ……と、急すぎる展開だがここまではイイ雰囲気。東京スカパラダイスオーケストラのメンバーとして活躍する谷中が演じるダンディーな社長に視聴者も色めき立っていたが、プロポーズの返事を催促する場面から暗雲が。
門谷いわく、とわ子は「可哀そうな女性」で、放っておけないのだという。さらに、自分の離婚は「勲章」だが、とわ子の離婚は「傷」で人生に失敗していると決めつけの持論を展開。「その傷をまるごと受け止めようと思っている」とまくしたてる門谷に、とわ子は唖然、絶句。人生を楽しんでいると反論すると「手を差し伸べた人間に説教をするのか」と豹変。「なんだこれは……ホラー映画か」と心の中でつぶやくとわ子に、ネット上では同調する声が続々。その挙句、仕事面で卑怯な反撃に出た門谷に「モラハラセクハラ」「仕事とプライベートは分けるべき」「谷中さん嫌いになりそう」「ホラー映画よりホラー」と非難ごうごう。「人生に失敗があったって、失敗した人生なんてない」というとわ子の名言も支持されていた。
一方、5話ではとわ子の最初の夫・八作(松田)を巡る事件も勃発。とわ子が門谷からうけた仕打ちを打ち明けると、いつもは冷静な八作が「ありえない」と激怒。共に怒ってくれたことに感動するとわ子だったが、八作がとわ子に何気なく贈ったプレゼントをきっかけに、彼が結婚前から片思いしていた相手の正体を一瞬にして悟る事態となり、視聴者をしんみりさせていた。
来週放送の第6話では、とわ子の誕生日を祝うために3人の元夫と、それぞれ付き合いのある女性たち(石橋静河、瀧内公美、石橋菜津美)が集い、“地獄”の餃子パーティが幕を開ける。(編集部・石井百合子)