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森川智之×津田健次郎×小山茉美×宮野真守!細田守監督『竜とそばかすの姫』に人気声優集結

左から森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守
左から森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守 - (C)2021スタジオ地図

 細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』(7月公開)から、森川智之津田健次郎小山茉美宮野真守ら4名の新たなボイスキャストが発表された。本作は、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>を舞台に展開する物語で、森川が演じる<U>の正義と秩序を守る自警集団ジャスティスのリーダー、ジャスティンのビジュアルも公開された。

これぞ細田守ワールド!「竜とそばかすの姫」場面写真

 本作の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父とふたりで暮らす17歳の女子高生すず。母の死をきっかけに歌うことができなくなっていた彼女が、超巨大インターネット仮想世界<U>に歌姫「ベル」として参加し、その歌声で世界に注目される存在に。そんなベルの前に、<U>で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れる。

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 今回、発表されたのは<U>を巡るキャラクターを担当する声優陣。<U>の中で、竜の正体を暴くことを使命とするジャスティンを演じるのは、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役(2016年8月以降)や、トム・クルーズ、キアヌ・リーブスらの吹き替えも担当する森川智之。森川はジャスティンを「ストーリーの中でも特に異彩を放つ個性派のキャラクターの一人」と紹介。「もちろん、とても注目されている作品でもあるので、否が応でも、演技に力が入りましたが、実際のアフレコは、監督との細かで、率直なディスカッションのもと楽しく収録できたので、完成が楽しみです」とアフレコを振り返っている。

ジャスティンのキャラクタービジュアル

 <U>で盛り上がる「竜の正体探し」の中で候補にあがる、現代美術アーティスト・イェリネクに、低音セクシーボイスの津田健次郎。「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の海馬頼人役、「極主夫道」の元極道の専業主夫・龍役のほか、NHK連続テレビ小説「エール」でナレーションも務めている。

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 同じく「竜の正体探し」で疑惑の人となる、豪邸に住む貴婦人・スワン役に小山茉美。「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻アラレ、「キテレツ大百科」のコロ助、「シティーハンター」の美樹、「名探偵コナン」のベルモットなど、役幅の広さから“元祖・七色の声”として知られる。

 そして、宮野真守が「竜の正体探し」を盛り上げるYoutuber・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の二役に。声優のほか俳優としても活躍し、NHK音楽トーク番組「おげんさんといっしょ」やドラマ「半沢直樹」などでも話題に。細田作品は、『バケモノの子』に続き2作目となる。宮野いわく「『バケモノの子』の時の『一郎彦』とは、全然違う印象のキャラクター」となり、「実際のアフレコでは、細田監督と、丁寧にディスカッションを重ね演じていき、宮野の新境地をかなり開拓してもらいました(笑)」という。

 これまで、すずと同じ高知の高校に通う同級生たちの声を、成田凌染谷将太玉城ティナ幾田りらが務めることが発表されており、すず役のキャストは未発表。

 森川、宮野のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

森川智之(もりかわ・としゆき):ジャスティン役

 細田守監督の作品に出演できて、とてもうれしく光栄に思っております。監督とは同い年ということもあり、アニメ業界・声優業界の遍歴も同じ時代を歩いてきているので、とてもフィーリングが合いました。私が担当したジャスティンという役はストーリーの中でも特に異彩を放つ個性派のキャラクターの一人です。もちろん、とても注目されている作品でもあるので、否が応でも、演技に力が入りましたが、実際のアフレコは、監督との細かで、率直なディスカッションのもと楽しく収録できたので、完成が楽しみです。早く多くの皆さんに観ていただきたいです。

宮野真守(みやの・まもる):ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸役

 今回は、「バケモノの子」に続き、2度目の出演になります。なにより、お声がけいただいた事が、本当に本当に光栄です。そして今回は、「バケモノの子」の時の「一郎彦」とは、全然違う印象のキャラクターになります。「ひとかわむい太郎」と「ぐっとこらえ丸」です(笑)なんと、二役(笑)実際のアフレコでは、細田監督と、丁寧にディスカッションを重ね演じていき、宮野の新境地をかなり開拓してもらいました(笑)キャラクターのネーミングから、もう既に楽しい空気が伝わってきますが、どんな役柄になっているのかは、楽しみにしていてください。細田監督の作品は、深い「愛」と、前を向く「勇気」をもらえる物語。今作も、みなさまの心に、「温かい感情」が抱かれることでしょう。どうぞ、劇場でご覧ください。

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