朝ドラ「おかえりモネ」ついにスタート!注目ポイントは?
杉咲花がヒロインを演じた連続テレビ小説「おちょやん」が5月15日に最終回を迎え、17日からは新たに「おかえりモネ」がスタート。押さえておきたい注目ポイントを紹介する。
清原果耶が気象予報士を目指すヒロインに!「おかえりモネ」第1回【写真】
杉咲からバトンを受け取った清原果耶がヒロインを演じ、現代を舞台にした物語が紡がれていく「おかえりモネ」。脚本を手掛けるのは、ドラマ「きのう何食べた?」や、清原にとって初主演ドラマとなった「透明なゆりかご」などの安達奈緒子。オリジナル脚本での再タッグで、どのようなヒロイン像が生み出されるのか注目だ。物語では、宮城県は気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロインが気象予報という仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく姿が描かれる。
ヒロインを演じる清原は連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビューを果たし、今は映画を中心に話題作への出演が続く実力派女優として知られる。今年公開の映画『まともじゃないのは君も一緒』では、「おちょやん」での演技も話題を呼んだ成田凌と共に主演を務め、コメディエンヌとしての才能も発揮した。
その清原が演じるのは、宮城県気仙沼湾沖の自然豊かな島で、家族と暮らす永浦百音。2014年春、高校卒業を機に気仙沼を離れて一人で内陸の登米市へ移り住むことになるが、大学受験にことごとく失敗し、祖父の知り合いで登米の山主である名物おばあさんの元に身を寄せる。将来を模索する百音は新たな地で、林業や山林ガイドの見習いの仕事をはじめることに。
そんななか、東京からお天気キャスターとして人気の気象予報士がやって来たことが百音の転機に。彼と一緒に山を歩くなかで深く感銘を受け、気象予報士の資格を取ろうと一念発起。登米で地域医療に携わる若手医師や地元の人たちに支えられ、ついに難関を突破し、上京する。
第1週「天気予報って未来がわかる?」では、離島・亀島で育った百音が内陸の登米市の大山主・新田サヤカ(夏木マリ)の家に下宿して、森林組合の見習い職員として働き始める姿が描かれる。娘が心配な父・耕治(内野聖陽)は、頻繁に百音に電話をするが、百音は仕事が忙しく中々連絡が取れない。ある日、東京から人気の気象キャスター・朝岡(西島秀俊)が、登米にやって来て町は大騒ぎに……。
物語を彩る主題歌は BUMP OF CHICKEN の「なないろ」。語りを百音の祖母である永浦雅代役も務める竹下景子が担当する。(編集部・大内啓輔)