製作費500億円超え!ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』に新監督
アマゾン・スタジオが制作を進めている「指輪物語」のテレビシリーズ版に、新たに「アウトランダー」のスウェーデン系フランス人監督シャーロット・ブランドストームの参加が決まった。彼女は2エピソードを監督することになる。現地時間13日、アマゾン・スタジオが発表した。
作家J・R・R・トールキンの長編ファンタジー小説「指輪物語」は、かつてピーター・ジャクソン監督が『ロード・オブ・ザ・リング』3部作として映画化。その後、前日譚にあたる『ホビット』3部作も公開された。今回のテレビシリーズ版では、『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』の数千年前となる中つ国の第二紀が初めて映像化されることに。物語は比較的平和な時代から始まり、ガラドリエルなどおなじみのキャラクターたちや新キャラクターたちが、再び現れた悪に立ち向かっていくさまが描かれるという。
監督陣には『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のスペイン人監督J・A・バヨナと中国系イギリス人監督のウェイン・イップが名を連ねており、ブランドストーム監督の参加でますます国際色豊かになった。現在、『ロード・オブ・ザ・リング』および『ホビット』3部作のロケ地となったニュージーランドで撮影が行われている。1シーズンで4億6,500万ドル(約512億円・1ドル110円計算)という莫大な製作費をかけているとも伝えられている。(編集部・市川遥)