杉咲花「おちょやん」平均視聴率は17.4%
杉咲花がヒロインを務め、15日に放送が終了した連続テレビ小説「おちょやん」の番組期間平均視聴率が、関東で17.4%、関西で17.2%だったことが明らかになった。(ビデオリサーチ社調べ)
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本作は、明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン・千代(杉咲)が、芝居の世界に飛び込み、上方を代表する女優となっていく人生を描いた。昨年11月30日の初回の放送の視聴率は、関東で18.8%、関西で17.2%を記録。土曜日放送の1週間の振り返りは期間平均視聴率に含まれず、本編終了となる5月14日は関東で18.4%、関西で18.9%で、最高視聴率は、関東で18.9%(3月5日)、関西で18.9%(5月14日)だった。
放送を終え、制作統括の櫻井壮一は、「『おちょやん』をおよそ半年間にわたりご視聴いただき、誠にありがとうございました。杉咲花さんをはじめとする出演者、スタッフ、ご指導いただいた先生、関係者の方々とともに、心をこめて誠心誠意、制作してきました。コロナ禍の中、何より無事最後まで放送できたことに、ほっとしております。ここまでご視聴いただき、応援していただいた方々のおかげです。スタッフ、キャストを代表して、御礼申し上げます。竹井千代の人生を全力で、見事に演じていただいた、杉咲花さんには感謝の言葉しかありません。杉咲さんが演じた千代の物語が、少しでもみなさまの心に届き、日々生きていく力となっていたら幸いです。これまで、千代の人生をハラハラドキドキしながら見守り、一緒に泣き、笑って、楽しんでいただいたみなさま方、本当にありがとうございました」と語っている。
過去3作の期間平均視聴率は、2019年度前期「なつぞら」が関東で21.0%、関西で18.3%、2019年度後期「スカーレット」が関東で19.4%、関西で18.6%、2020年度前期「エール」が関東で20.1%、関西で18.1%だった。(編集部・梅山富美子)