ジム・ジャームッシュ監督の特集上映、都内4館で実施
ジム・ジャームッシュ監督の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」が、7月2日から22日までの3週間にわたって、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント(ホワイトシネクイント)、アップリンク吉祥寺の4館で開催されることが決定した。全12作品を4つの劇場に分けて上映する。
インディペンデント・シーンを牽引し、長年にわたり世界中の映画人たちからリスペクトされてきた鬼才ジム・ジャームッシュ監督。日本でも1980年代後半から90年代のミニシアターブームを支え、2016年の『パターソン』はクチコミが広がり国内で大ヒットを記録。昨年6月にはゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』がコロナ禍での延期を経て公開され話題を呼んだ。
上映されるのは、初期三部作『パーマネント・バケーション』『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『ダウン・バイ・ロー』から、近作の『デッド・ドント・ダイ』まで。キャストに、トム・ウェイツ、工藤夕貴、永瀬正敏、ウィノナ・ライダー、ジョニー・デップ、フォレスト・ウィテカー、ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルストン、アダム・ドライヴァー、ビル・マーレイらそうそうたる顔ぶれが名を連ねている。
都内4館以外でも全国順次公開予定。都内各劇場のラインナップは下記の通り。(編集部・石井百合子)
【新宿武蔵野館】『ダウン・バイ・ロー』『デッドマン』『コーヒー&シガレッツ』『デッド・ドント・ダイ』
【ヒューマントラストシネマ有楽町】『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『パターソン』
【渋谷シネクイント】『ミステリー・トレイン』『ゴースト・ドッグ』『ギミー・デンジャー』※7月16日~22日はホワイトシネクイントで上映
【アップリンク吉祥寺】『パーマネント・バケーション』『ナイト・オン・ザ・プラネット』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』