寺田心『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に大魔神!予告編が公開
寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の本予告が公開された。あわせて、大映(現・KADOKAWA)が製作した特撮時代劇シリーズ三部作(『大魔神』『大魔神怒る』『大魔神逆襲』)の守護神・大魔神が、本作に登場することが明らかになった。
本作は、妖怪ハンターの血を引く主人公・ケイ(寺田)が、数奇な運命に導かれ、世界の存亡をかけた戦いに挑むさまを描く。杉咲花、大沢たかお、安藤サクラ、大倉孝二、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、SUMIREらが妖怪役を担い、監督は2005年の『妖怪大戦争』に引き続き三池崇史が務める。
公開された映像では、気弱なケイが勇気を振り絞り「ぼくが相手だ!」と叫んで妖刀を引き抜きぬいた瞬間、光り輝き鎧を身にまとう姿が収められている。怒りの表情の大魔神、素顔が明らかになる狐面の女(杉咲)、手下の808匹の狸と一斉に腹を打ち鳴らす隠神刑部(大沢)、そして決戦へと向かう妖怪たちの様子を見ることができる。今作で大魔神は、埼玉の将軍塚に眠る古代の巨大な武神として、古代の妖怪ハンターの血を引く渡辺兄弟(寺田、猪股怜生)の手によってのみ蘇る、敵か味方かわからない役どころで登場する。
製作総指揮の角川歴彦会長は、「とてつもないスケールの映画を作りたい」という野望と、「日本でも『アベンジャーズ』シリーズに負けないヒーローアドベンチャーを作れることを証明したい」と語っている。これまで度々リメイクの話が立ち上がりつつも実現には至らなかった大魔神が、今回半世紀の時を経て妖怪たちとの夢の競演を果たす。三池監督は「今、この時代、大魔神が蘇るのは必然。ちょっと迷惑な愛の大暴走をお楽しみに!」と自信をのぞかせる。
さらに、本ポスターと新たな場面カットが公開された。ポスターは、巨大な妖怪獣と大魔神を背に、勇ましく妖刀をかまえたケイや個性的な妖怪たちがずらりと並ぶ。物語のカギを握る大魔神がフィーチャーされた場面写真では、狐面の女や隠神刑部のほか、ケイと共に大魔神の肩に乗る弟ダイの姿も見ることができる。(編集部・梅山富美子)