カッコよすぎ!『るろうに剣心』村上虹郎の沖田総司に反響
公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』で、沖田総司を村上虹郎が魅力的に演じ、反響を呼んでいる。
『るろうに剣心』は、和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演で実写映画化した人気シリーズ。本作は、最終章2部作の第2弾で、動乱の幕末を舞台に、緋村剣心(佐藤)の頬に刻まれた十字傷にまつわる過去が描かれる。村上は、若くして天才剣士と称えられている新選組一番隊組長の沖田役を務めた。
沖田は、「血も涙もない、ただの人斬り」と剣心を敵対視しているが、同じ匂いも感じている。“池田屋事件”の日、ついに2人は対峙。鬼気迫る表情で剣心と剣を交える沖田だが、肺の病を患っており儚く危うい姿も見せる。沖田役で強烈なインパクトを残した村上について、SNSなどには、「村上虹郎の沖田総司がよかった!」「ハマり役」「最高だった」「カッコよすぎる」という感想が多数あがっている。また、目にも止まらぬ速さで戦う剣心と沖田について、「迫力がすごい」「剣心vs沖田アツい展開だった」「圧巻だった」といった声も見受けられた。
剣心と沖田が対峙するシーンの撮影は、京都市内の御室八十八ヶ所霊場で行われた。大友啓史監督は、村上のことを「いい意味で生意気で、個人的に大好きな若者」と評し、「これだけの期間(剣心を)やっていると、役者はどうしても佐藤健にのまれちゃったりするんですよね。でも彼(村上)自身が物怖じしない性格だから、全然それもなく、本当にしなやかで面白い立ち回り」と本作の撮影現場の取材で語っていた。
村上は今後、『孤狼の血』(2018)の続編となる『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)、司馬遼太郎のベストセラー小説を原作にした時代劇『燃えよ剣』(10月15日公開)が控えている。『燃えよ剣』では、村上が“人斬り以蔵”の名で知られる岡田以蔵役、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が沖田総司役を担う。(編集部・梅山富美子)