TEAM NACS、ハイレベルな芝居に自信「僕たちわりと上手じゃん!」
演劇ユニット・TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)が19日、都内で行われた TEAM NACS 結成25周年&WOWOW開局30周年記念プロジェクト「がんばれ!TEAM NACS」の完成報告会見に出席し、番組に対する熱い思いを明かした。
同番組は TEAM NACS の出身地である北海道を盛り上げる応援企画でもあり、メンバーたちが戦隊ヒーローに挑戦する「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」、国民的グループを目指すための「NACS新メンバーオーディション」など、気になる企画が満載。
大勢の報道陣が集まった会場を見渡す大泉は、「記者の方やフラッシュをたく数が多い気がして……。これも含めてドッキリじゃないかという気がして……」と疑心暗鬼になりながらも「よろしくお願いいたします」とあいさつ。
番組については、森崎が「心の準備がはじまる前にはじまって、どんどん撮影が進んで、気づいたら終わって、今となってはほとんど覚えてない状況」とぶっちゃけると、大泉も「カメラさんが豪華で、わたしが出演する作品のオファーを断られた方が、なぜかこの現場にいまして、こっちいいからあっち撮ってくれという話をしました」と裏話を明かして笑いを誘った。
また、音尾が「子NACS(ファンの愛称)じゃない方は楽しめるんだろうか……」とこぼすなか、大泉は「25周年を迎えた劇団が新しいことをしようとして、そこから話が進んで解散の危機に陥るわけですけど、そのストーリーは面白いし、オーディションではとんでもないゲストがアホみたいに出てくるんです」と興奮気味に説明すると、「ファンは間違いなくドキドキして観られて面白いですし、我々を知らなくても新しい映像世界の扉を開いてみたらいかがでしょうか」と呼びかけた。さらに、映画やドラマで「こういうお芝居ができたら、もうちょっと賞もらえたな……」と思うほどの演技ができたそうで、「僕たち、わりと上手じゃん! と思いました」と自画自賛した。
安田も、今日に至るまで芝居やラジオ、リポーター、脚本制作など、さまざまな仕事をしてきたことを挙げ、「素の自分とは違うフィールドで演じたものが個々に礎としてあるので、そういったいろんな顔が見てもらえるんじゃないかな」と自信をのぞかせた。
そんななか、戸次は自身が原因でメンバー間に軋轢が生じるシーンがあることから、「現実なのか、虚構なのか、微妙なラインをついた作品ですが、基本的にはフィクションです!」と声を張り上げていた。(錦怜那)
WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」は6月20日より放送・配信スタート、毎週日曜夜11時~(第1話無料放送)