未公開シーンも!小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告編が公開
クエンティン・タランティーノ監督が自ら執筆した小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の予告編(海外版)が公開された。登場人物を一人ずつ紹介していくこの予告編には、これまで未公開だったシーンも含まれており、ファンにはたまらないものになっている。
【動画】『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』小説版の予告編
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、1969年にカルト集団マンソン・ファミリーが起こした女優シャロン・テート殺人事件という史実を前提に、落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と彼のスタントマンであるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)の友情を描いたドラマ。アカデミー賞では助演男優賞(ブラッド)と美術賞の二冠に輝き、世界興行収入は3億7,456万5,754ドル(約412億円)を上げるヒットとなった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)
今回公開された小説版の予告編には、ダコタ・ファニング演じるマンソン・ファミリーのメンバー、スキーキーや、デイモン・ヘリマン演じるチャールズ・マンソンのシーン、そしてリックと子役のほほ笑ましい電話シーンなどが含まれている。タランティーノ監督は、同作は単なる映画のノベライズではなく、全体のストーリーを一から考え直して執筆したものだと説明。謎めいていたクリフの背景についても明かされると Pure Cinema ポッドキャストで語っていた。小説版は6月29日に米発売。(編集部・市川遥)