山田孝之「全裸監督」での徹底した役づくりで共演女優から嫌われる!インスタにいいねで罪滅ぼし
俳優の山田孝之が22日、東京・目黒区のめぐろパーシモンホールで行われたNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」(6月24日より配信)のワールドプレミアに登壇。伝説の男・村西とおる監督にふんした山田は、その徹底した役づくりのせいで共演女優から嫌われていたことが明かされた。
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山田を主演に迎えて「放送禁止のパイオニア」として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いた「全裸監督」。そのシーズン2では新たな野望である衛星事業に乗り出す村西の規格外の転落劇が描かれる。
配信を目前に控えたこの日、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、恒松祐里、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、西内まりや、増田有華、國村隼、武正晴総監督、後藤孝太郎監督たちと共に登壇した山田は「企画から考えると、何年も『全裸監督』に携わっていたので、ようやくフィナーレを迎えるということで、とてもうれしい気持ちでいます」と満足そうにあいさつ。
しかし、その撮影期間中には精神的にも肉体的にも苦しいことがあったようだ。山本奈緒子役で続投した冨手は、今作での奈緒子が女優としてのプライドが高くなったことや、仲間たちと絆が増していることを明かしつつ、「だからこそ、村西監督のことが大嫌いになり、山田孝之さんのことが大嫌いになってしまいました」と吐露。さらに「撮影現場で孝之さんは村西とおるとして存在しているので、目が合うだけでムカつくし、いるだけで腹が立ってしょうがない状態でした」とぶっちゃけ。「私だけじゃなく、女優陣みんなそうだと思います」とほかのキャストを思いやった。
すると、山田は「本当にそうなんです。さっきまでずっと(女性陣が)喋っていたけど見られないですよね」と嘆くと、「今、毎日僕がやっていることは、みなさんのInstagramにひたすら『いいね!』を押すこと」とご機嫌取りに必死であることを打ち明けた。
また、山田は日焼けサロンで火傷をして、撮影の合間に氷のうで冷やしていたこともあったそうで、「僕は(格闘家の)ジェロム・レ・バンナみたいなところがあって、試合前の練習で気合を入れすぎて、ケガして試合に出られないみたいな。普段20分だけど30分イケるんじゃないかなと思って(日焼けマシーンに)入ったら火傷しました」と状況を説明した。
さらに、体重の増減のやり方について質問が飛ぶと、山田は徹底した食事管理をしていたようだが、「まだまだCMがほしいし、お金に対する執着が強い方なので、具体的に食べ物を言うとクライアントからのCMが来づらくなるので言えない」と口をつぐみ、会場の笑いを誘った。(錦怜那)