2021年カンヌ映画祭の審査員発表!『パラサイト』ソン・ガンホなど
第74回カンヌ国際映画祭
現地時間24日、第74回カンヌ国際映画祭の審査員が発表された。『パラサイト 半地下の家族』の俳優ソン・ガンホ(韓国)、『アトランティックス』のマティ・ディオプ監督(フランス、セネガル)、『バクラウ 地図から消された村』のクレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督(ブラジル)、『リトル・ジョー』のジェシカ・ハウスナー監督(オーストリア)など近年のカンヌ映画祭で存在感を見せた面々が選ばれている。
【画像】審査員エル・ファニングの可愛すぎる着こなし集(第72回カンヌ映画祭)
ほかに選出されたのは、『ダークナイト』や『クレイジー・ハート』の女優マギー・ギレンホール(アメリカ)、『イングロリアス・バスターズ』などの女優メラニー・ロラン(フランス)、『ザ・モーリタニアン(原題) / The Mauritanian』や『ダゲレオタイプの女』の俳優タハール・ラヒム(フランス)、シンガー・ソングライターのミレーヌ・ファルメール(カナダ、フランス)。審査員長は『ブラック・クランズマン』で第71回カンヌ映画祭グランプリに輝いたスパイク・リー監督(アメリカ)で、全9名の審査員団のうち5名が女性となった。
新型コロナウイルスの影響で夏開催となった第74回カンヌ国際映画祭は、現地時間7月6日から17日まで開催。審査員団はコンペティション部門の全24作を鑑賞し、最終日に最高賞のパルムドールなど各賞を発表する。今年のコンペティション部門には、日本からも村上春樹の短編小説を西島秀俊主演で映画化した『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)が選出されている。(編集部・市川遥)