脱北者が語る公開処刑の様子…『トゥルーノース』メイキング映像
北朝鮮の強制収容所を舞台にした話題の映画『トゥルーノース』(公開中)から、脱北者たちの証言を収めたメイキング映像が公開された。
本作は、ドキュメンタリー映画の製作などに携わってきた清水ハン栄治監督が、脱北者や元看守などにインタビューを行い、約10年の歳月をかけて作り上げた3Dアニメーション。北朝鮮強制収容所の内情とともに、家族とその仲間たちが過酷な環境下で生き抜く姿を描き出す。
Yahoo!映画のレビューで平均4.35、Filmarks(フィルマークス)で4.1(6月18日時点)を記録するなど、各レビューサイトで高評価を得ており、SNS上でも「今年1番の大傑作!」と絶賛の声があがっている。そんな本作のヒットを記念して、「この事実を世界に伝えたい」と危険を顧みず本作に協力した証言者たちのインタビューの様子を捉えたメイキング映像が公開された。韓国・ソウルを訪れた清水監督に脱北者たちが語るのは、収容所の実態や思い出話。猿ぐつわをする前に口のなかに石を入れるという公開処刑の話や、7歳から強制的に労働させられる話など、衝撃的な証言が続く映像になっている。(須田璃々)