ジム・ジャームッシュ監督の特集上映、ポスター展開催
ジム・ジャームッシュ監督の特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」が7月2日から22日の3週間限定で、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、アップリンク吉祥寺の4館で開催。特集上映に先駆けて、ポスター展の開催が決定した。
映画『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』写真ギャラリー
本特集上映はジャームッシュ監督の初期作から最新作まで12作品を一挙スクリーンで公開。『ダウン・バイ・ロー』『デッドマン』『コーヒー&シガレッツ』『デッド・ドント・ダイ』を新宿武蔵野館、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『パターソン』をヒューマントラストシネマ有楽町、『ミステリー・トレイン』『ゴースト・ドッグ』『ギミー・デンジャー』を渋谷シネクイント(7/16~7/22はホワイトシネクイント)、『パーマネント・バケーション』『ナイト・オン・ザ・プラネット』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』をアップリンク吉祥寺で上映する。
ポスターの展示イベントは、6月29日から8月1日まで東京・ボリス雑貨店で開催。特集上映のために画家のヒグチユウコが描き下ろした『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』のイラストも公開された。ヒグチは「ティルダ・スウィントンへの想いが強いので、あえて彼女に似せないように、姿を見ずに描きました」と語っている。
ポスター展では『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』のイラストのほか、グラフィックデザイナーの大島依提亜のデザインによる上映12作品のビジュアルと、各作品のタイトルが入った総合ビジュアル、大島が雑誌MOEの連載「映画のはなし」でヒグチと手がけた『ダウン・バイ・ロー』のイラストポスターの展示を予定している。(清水一)