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小栗旬、ゴジラ撮影前に渡辺謙から励ましの言葉「気負わず胸張って」

渡辺謙からの激励の言葉を明かした小栗旬
渡辺謙からの激励の言葉を明かした小栗旬

 俳優の小栗旬が28日、東京・千代田区のイイノホールで行われた映画『ゴジラvsコング』(7月2日公開)のジャパンプレミアイベントに出席し、本作の撮影を振り返った。壇上には小栗のほか、日本語吹き替えキャストの芦田愛菜田中裕二尾上松也笠井信輔も登壇した。

小栗旬、芦田愛菜、田中裕二ら登壇!『ゴジラvsコング』ジャパンプレミアイベント【写真】

 本作は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く“モンスター・ヴァース”シリーズ第4弾。モンスターの戦いで甚大な被害を受けた地球にゴジラが再び出現したことで、人類がキングコングに戦わせようと画策する姿を描く。小栗はハリウッド版『ゴジラ』シリーズ前2作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子という重要な役どころで出演し、ハリウッドデビューを飾っている。この日のイベントには、本作に出演するミリー・ボビー・ブラウンアレクサンダー・スカルスガルドアダム・ウィンガード監督からのビデオメッセージも紹介された。

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 新型コロナウイルスの影響による公開延期もあった本作だが、小栗は「撮影したのは2年前で、それから考えると長かったなと。ゴジラの国、日本で公開できるのは本当に嬉しい」と感慨深げ。出演のオファーをもらったときには「現実の話なのかなというのはありました」と嬉しそうに振り返り、「撮影現場に行ったらすごいスケールの世界で、ワクワクしながら、圧倒されながら過ごしたという感じです」と話す。

 現地での撮影についても小栗は「時間をかけて撮るのですが、クルーのタフさを感じました。日本では時間に追われながら撮っている気分でしたが、そこが違う。トレーラーハウスも快適で、セットも大きくてびっくりしました」と印象的だった様子。また、渡辺とは撮影前に会って励ましの声をもらったとも明かす。小栗は「撮影するオーストラリアに行く前に時間を作ってもらって食事をして『気負わず胸張ってやって来なさい』と言ってもらえたんです」という。

 撮影後に行った吹き替え版の収録では、自らの英語のセリフに日本語を当てる作業も行った。アフレコについて「すごく難しかったです」と苦笑いで紹介し、「自分で自分の声をあてるのは、どうやればいいかわからなくて、今回ほど不安な吹き替えはなかった」とコメント。完成した作品のクオリティについては「痛快でした。参加できてとてもうれしかった」としみじみと感想を述べた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ゴジラ vsコング』は7月2日より公開

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