『100日間生きたワニ』キャストらがキャラ作り秘話を明かす、新たな場面写真も
社会現象を巻き起こした4コマ漫画をアニメーション映画化した『100日間生きたワニ』(7月9日公開)から、主要キャストによるキャラクター作りの秘話と、新たな場面写真が公開された。
本作は、2019年12月12日から2020年3月20日まで、原作者きくちゆうきが100日間にわたってTwitterに投稿した、ワニの何気ない日常をつづる4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」を映画化。100日間のワニの日常と、100日後、大切なものを失った仲間たちの姿を描く。主人公ワニの声を神木隆之介が担当するほか、ワニの親友ネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴が務める。監督・脚本は、ヒット作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、その妻でアニメーション監督としても活躍するふくだみゆき。
上田、ふくだの両監督から、ワニ役候補として一番に名前が挙がったという神木は、自身が演じるワニについて「純粋で素直で人懐っこい奴で、テンションが高いところは高く、子どもっぽくはしゃいでみたりする場面がいっぱいありました」と解説。ワニは周りを惹きつける魅力的なキャラクターであるとアフレコ前に監督から説明を受けたという。
一方、親友ネズミの声を担当する中村は、ネズミの性格について「クールな感じもあるんですけど、このメンツでいるとお調子者になる」と話し、同じく親友のモグラの声を担当する木村は、「ちょっとぶっきらぼうで、この中で一番やんちゃなキャラクターだよ、というご説明をいただいた」とそれぞれ監督からの指示でキャラクターを作っていったことを明かした。
入院中のネズミの見舞いに訪れるワニや、ネズミとみかんを食べるワニ、公園で大好きなバスケットボールを持ち、ネズミやモグラと話している様子など、新たに公開された全6枚の場面写真とあわせて想像すると、よりイメージを膨らませることができるかもしれない。(高橋理久)