ゾンビ映画の原点『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』日本語吹き替え制作企画が始動
ジョージ・A・ロメロ監督作『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』(1968)の日本語吹き替え版制作プロジェクトが始動した。
【写真】ゾンビ映画の原点『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』
ホラー映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督が生んだ『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』は、現代のあらゆる「ゾンビもの」の原点・元祖であり、 映画史における歴史的作品。このたび、吹き替え版制作の支援プロジェクトとしてロメロ監督の命日である7月16日より、「Makuake(マクアケ)」にてクラウドファンディングがスタートする。
出演が決定している声優は、ロメロ監督関連のゾンビ作品に出演したことのある声優陣。ベン役(デュアン・ジョーンズ)を諏訪部順一、ヘレン・クーパー役(マリリン・イーストマン)を土井美加、マクレランド保安官役(ジョージ・コサナ)を石丸博也が務める。
今回のプロジェクトで制作された吹き替え版は、2016年にアメリカ本国で施された4Kレストア版を使用したブルーレイに収録される。発売は2022年予定。プロジェクト支援者へのリターンには、出演声優を選べる「声優選択権」のほか、サイン入り吹き替え台本、一般商品とは異なる「配役交換バージョン吹き替え」BD-R、非売品ポストカードセット、正当吹き替え版のダイジェスト試写会への招待などが揃っている。(清水一)