『ブラックパンサー』続編脚本、すでに5回も書き直し…キャストも内容わからず
映画『ブラックパンサー』続編『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題) / Black Panther: Wakanda Forever』の脚本は、撮影中の現在も変わり続けているという。ラモンダ役のアンジェラ・バセットが、Entertainment Tonight のインタビューで明かした。
昨年8月に大腸がんのため亡くなった、主演のチャドウィック・ボーズマンさん不在で製作が進んでいる『ブラックパンサー』続編。マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギは先月29日、続編の撮影開始を報告していたが、アンジェラによると「脚本はすでに5度書き直されています。近々また別のバージョンが出来上がるらしいです」とクランクイン後も脚本修正が発生しているという。脚本が頻繁に変わるため、アンジェラは「どんな内容になるのか私にもわかりません」と明かした。
チャドウィックさんの代役を立てずに製作していることから、「多くのことが変わったり、ズレが生じてしまった」とも語るアンジェラ。「しかし幸運なことに、ライアン・クーグラー(監督)やジョー・ロバート・コール(脚本)は優れたストーリーテラー。ファンにとって満足できる内容になることを願っていますし、チャドにとっても名誉あることです。私たちはキングを愛していますから」とクーグラー監督や脚本家のジョーに絶大な信頼を寄せている。
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』は2022年7月8日全米公開。ファイギは、チャドウィックさん以外の主要キャスト全員が戻ってくると先月29日に行われた『ブラック・ウィドウ』のグローバル・ファンイベントで明言しており、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、レティーシャ・ライト、ウィンストン・デューク、ダニエル・カルーヤ、フローレンス・カサンバ、マーティン・フリーマンが続投すると見られている。(編集部・倉本拓弥)