「ロキ」第5話、ソー役クリス・ヘムズワースの新規音声が使用されていた!
マーベルの実写ドラマシリーズ「ロキ」第5話の一部シーンにおいて、ソー役クリス・ヘムズワースの新規収録音声が使用されていたと、監督のケイト・ヘロンが For All Nerds のインタビューで明かした。(以降、「ロキ」第5話のネタバレを含みます)
【画像】今年で10周年!『マイティ・ソー』公開当時のクリヘム&トムヒ
ソーの義弟ロキ(トム・ヒドルストン)が主人公の本作は、TVA(時間変異取締局)に囚われたロキが、自分が改変した現実を元に戻す任務を遂行するアクション。第5話「未知への旅」では、TVAに剪定(せんてい)されたロキが、虚無の世界で複数の変異体と出会うさまが描かれた。
本編には原作ファンを唸らせる小ネタが散りばめられており、第5話ではソーの変異体が一瞬だけ姿を見せる。変異体ソーはなんとカエルで、ビンの中で「うぉー!」と叫び声を上げている。原作コミックにはThrog(スロッグ)というカエル版のソーが存在しており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に意外な形で登場することとなった。
このカエルの姿をしたソーの声こそ、MCUでソーを演じるクリスの新規音声である。ケイト監督は同サイトのインタビューで、「あのシーンのためだけに、クリスの声を新たに収録したんです。彼の『うぉー!』という声は過去作の使い回しではありません」と語っている。
意外な形でドラマシリーズに参加したクリスは、『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ・アンド ・サンダー(原題) / Thor: Love and Thunder』(2022年5月6日全米公開)で再びソーを演じる。ナタリー・ ポートマン、テッサ・トンプソンらお馴染みのキャストが続投する一方で、ロキ役のトムは第4弾に出演しないとEmpire誌のインタビューで明かしていた。(編集部・倉本拓弥)