『東京リベンジャーズ』初登場首位!3日間で興収7億に迫るヒット
映画週末興行成績
土日2日間(7月10日~7月11日)の全国映画動員ランキングが12日、興行通信社より発表され、週刊少年マガジンで連載中の和久井健による人気コミックを北村匠海主演で実写映画化した『東京リベンジャーズ』が初登場首位に輝いた。土日2日間で動員38万6,000人、興収5億2,800万円をあげ、初日から3日間の累計では動員51万人を突破し、興収7億円に迫るヒットスタートを切った。
『東京リベンジャーズ』は、アニメ化もされた和久井健のコミック「東京卍リベンジャーズ」を原作にしたSFアクション。どん底の生活を送る青年が元恋人を事故で失い、不良だった高校時代にタイムリープして事故の回避に挑む。北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦らが出演。『映像研には手を出すな!』シリーズなどの英勉がメガホンをとった。
初登場3位は、『アベンジャーズ』シリーズで活躍する女スパイ、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウの幼少期、知られざる過去を追う『ブラック・ウィドウ』。スカーレット・ヨハンソンがブラック・ウィドウを続投するほか、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ、デヴィッド・ハーバーらが出演。日本語吹き替え版キャストに米倉涼子、大塚明夫ら。監督は、『さよなら、アドルフ』などのケイト・ショートランド。土日2日間で動員14万1,000人、興収2億1,900万円を記録した。
初登場4位に、少女漫画誌「りぼん」連載の村田真優による人気漫画を実写化した『ハニーレモンソーダ』。レモン色の髪をした人気者の男子高校生と、内気なヒロインの関係を描いた青春ラブストーリーで、アイドルグループ「Snow Man」のメンバーのラウールが主演、『転がるビー玉』『のぼる小寺さん』などの吉川愛がヒロインを演じる。土日2日間で動員13万5,000人、興収1億7,400万円をあげた。
先週首位でスタートを切った『ゴジラvsコング』は土日2日間で動員15万4,000人、興収2億3,900万円をあげ2位にランクイン。累計では興収11億円を突破した。公開から18週目を迎えた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、先週からワンランクアップの5位。累計では動員654万人、興収99.9億円を突破し、興収100億円突破目前。歴代興収ランキングでは38位まで順位をあげている。
今週は細田守監督の新作『竜とそばかすの姫』や品川ヒロシの監督最新作『リスタート』、『SEOBOK/ソボク』『プロミシング・ヤング・ウーマン』(一部の劇場で先行上映中)などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2021年7月10日~7月11日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『東京リベンジャーズ』:1週目
2(1)『ゴジラvsコング』:2週目
3(初)『ブラック・ウィドウ』:1週目
4(初)『ハニーレモンソーダ』:1週目
5(6)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』:18週目
6(2)『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』:4週目
7(4)『るろうに剣心 最終章 The Beginning』:6週目
8(5)『キャラクター』:5週目
9(7)『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』:5週目
10(3)『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』:2週目