ロック様、DC映画『ブラック・アダム』セット＆スーツ姿をチラ見せ
ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、自ら主演を務めるDC画『ブラック・アダム（原題） / Black Adam』のセット写真と、スーツ姿の一端をInstagramで公開した。
ドウェインが投稿した画像は、巨大遺跡のような石の道に佇むブラック・アダムを捉えたもので、「このブラック・アダムを背後からとらえたイメージで、僕らの映画の、疑う余地がないほど巨大なスケールとサイズを感じてもらえるだろう」とドウェイン。また、彼のたくましい背中を覆うスーツも確認することができ、「少しだけ、ブラック・アダムのボディースーツの複雑で美しい生地のディテールを見ることもできる（こいつはDCやマーベルの典型的なパッド付マッスルスーツじゃないぞ）」とコメントしている。
ドウェインが演じるブラック・アダムは、スーパーヒーロー・シャザムの宿敵としても知られる、あらゆる魔術を支配しようとするアンチヒーロー。『シャザム！』に敵役として登場する案もあったが、ドウェインを主演に据えた単独映画が作られることに決まった。ブラック・アダムについてドウェインは「みんな知っての通り、スーパーヒーローには正義の掟があり、悪人を殺すことはない。しかし、ブラック・アダムはやるんだ。DCユニバースにおけるパワーヒエラルキーは変わりつつある。アンチヒーロー、黒衣の男、人民の守護者、ブラック・アダム」と締めくくっている。
本作には、『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役で知られるピアース・ブロスナンが、ヒーローチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ（JSA）」の一員でもあるドクター・フェイト役で出演。そのほかのヒーロー役として、ノア・センティネオ（アトムスマッシャー役）、オルディス・ホッジ（ホークマン役）、クインテッサ・スウィンデル（サイクロン役）らが出演する。
監督は『ジャングル・クルーズ』（2020）に続いてドウェインとタッグを組む、ジャウマ・コレット＝セラが務め、2022年7月29日全米公開予定。先週の時点でドウェインは、撮影が最終週に突入したことをInstagramで報告していた。