菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子がドライブ！『キネマの神様』本編映像公開
沢田研二と菅田将暉がダブル主演を務める映画『キネマの神様』（8月6日公開）から、青春感あふれるドライブシーンの本編映像が公開された。
松竹映画100周年を記念した作品となる本作は、山田洋次監督が原田マハの小説を基に、挫折を味わいながらも映画を愛して夢を追いかけた主人公・ゴウの人生を描き出す。ダブル主演の沢田が現代のゴウ、菅田が若き日のゴウを二人一役で演じている。
今回公開された本編映像は、女優の園子（北川景子）が運転する車でゴウ（菅田）とその盟友のテラシン（野田洋次郎）、そして淑子（永野芽郁）がドライブへ出かけるシーンを切り取ったもの。楽し気に冗談を言い合う4人の間には、和気あいあいとした雰囲気が漂っている。
さらに、園子がゴウに「ねえ、なんで淑子ちゃんたちを誘ったの？ 私、ゴウちゃんと二人で来るつもりだったのよ」と意味深な言葉を伝える場面も。一方、カメラを手にしたテラシンは思いを寄せる淑子に「写してもいいですか？」と声をかけるなど、登場人物それぞれの思いが交錯する青春感たっぷりのシーンとなっている。
なお、物語にちなんで“夢”について聞かれた菅田は「小さい夢でいうと、例えばこの世界に入って、週刊少年ジャンプの漫画原作の実写映画に出演して、ジャンプに自分が載ったとか、夢だと思ってなかったけど振り返ったら夢が叶った気持ちになっていることが、この世界は本当に良くあるなと思います。それこそ今回、僕のマネージャーさんが山田洋次監督の論文を大学で書いてたみたいで、この作品が決まった時は、すごい喜んでいたし、初めて山田さんに会った時にちょっと泣いてる姿を見て、やって良かったなと思ったし、夢が叶った瞬間を見ることができました」とコメントした。
野田は「僕はそんなに大いなる夢を抱いたことがなくて、その時やりたいことが常にあって、それを全身全霊でやり続けてますね。だから大きな夢をたてるでも良いと思うんですけど、でももしかしたら夢っていうのはその時1番やりたいことを全力でやった先に、気づいたら辿りついてるんじゃないかな？」と“夢”に対する自身の考え方を明かし、「私は、夢は持たないんです！」という永野は「私は、夢を持ちそれを達成したときに、次にどうしていいか分からなくなってしまう自分が怖くて、明確な将来の夢というものを持ったことがないので、明日が楽しければいいと思ってます」と語っていた。（須田璃々）