赤楚衛二、寺田心のいたずらに「寿命が縮んで…」撮影でのほっこりエピソード明かす
俳優の赤楚衛二が15日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の完成披露試写会に出席し、主演を務めた寺田心との撮影エピソードを明かした。この日は寺田と赤楚と共に共演者の杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、監督の三池崇史も登壇した。
【動画】赤楚衛二、寺田心からイタズラされ「寿命が縮みました」完成披露の様子
本作は、過去に「妖怪三部作」として製作され、2005年には神木隆之介主演で映画化された『妖怪大戦争』に続く冒険ファンタジー。妖怪ハンターの血を引く主人公・ケイ(寺田)が、世界の存亡をかけたバトルに身を投じる姿を描く。赤楚は妖怪の世界に迷い込んだケイが冒険の中で出会う鬼の一人・天邪鬼(あまのじゃく)役に挑んだ。特殊メイクを施し、いつもの姿からは遠く離れたビジュアルで「ちびまる子ちゃん」に登場する山田をイメージしたという特徴的な声で新境地を開いている。
そんな赤楚は「ずっと心くんにいたずらされていました」と寺田との撮影中の仲良しエピソードをうれしそうに披露。「撮影中、すごく驚かしてきて、待機場所で『ふわぁ!』みたいになったり」と笑いながら話すと、寺田も「一緒に『だるまさんがころんだ』をしました。洞窟での撮影中にはいたずらするのが楽しかった」と振り返る。「赤楚さんは(驚かすとちゃんと)リアクションしてくれる。洞窟は寒いのでちょうどいいいたずらスポットで……」とニヤニヤ。これに赤楚は「毎回驚かされるたびに寿命が縮んで……」と苦笑いを浮かべた。
特殊メイクをしての撮影も楽しかったという赤楚は「メイクで鼻をつけたのですが、鼻の穴が小さくて……。花粉症で苦しんでいた時期で、綿棒でメイクさんに処理をしてもらって助けてもらいました」という。「メイクは3時間くらいかかりました。真っ黒の爪をずっとつけていないといけないので、(店などで)店員さんに見られるのが恥ずかしかった」と笑う。
三池監督はそんな赤楚の奮闘を振り返って「観た人は赤楚さんが『どこで出ていたっけ』となると思います。それくらい妖怪になりきっていて、すごい役者さんだと思います」と大絶賛し、赤楚もうれしそうな表情を見せた。(取材・文:名鹿祥史)