『ジョン・ウィック』前日譚は40年前を描く3話構成のシリーズに
キアヌ・リーヴス主演の人気アクション『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚(たん)となるテレビシリーズ「ザ・コンチネンタル(原題) / The Continental」が、映画のおよそ40年前を描く、全3話のシリーズになると The Hollywood Reporter が独占で報じた。
製作・配給の米ライオンズゲートとアメリカのプレミアムケーブル局Starzが協力する同企画は、映画で殺し屋たちが利用する「コンチネンタルホテル」を舞台にしたスピンオフ。同サイトによると各エピソードは90分となり、2,000万ドル(約22億円・1ドル110円計算)以上の予算をかけて制作される。
第1話と3話の監督は『ザ・ウォーカー』(2010)のアルバート・ヒューズが務め、製作総指揮も兼任。2話の監督は未定となっている。時代設定は『ジョン・ウィック』シリーズの約40年前となり、1970年代のニューヨークにおいて、映画本編でイアン・マクシェーンが演じた「コンチネンタルホテル・ニューヨーク」のオーナー、ウィンストンの若き頃が描かれるという。
映画『ジョン・ウィック』は、すでにシリーズ第4弾の制作がスタートしており、ドニー・イェンや真田広之らの出演が報じられている。また、女性暗殺者が主人公のスピンオフ映画『バレリーナ(原題) / Ballerina』も予定されており、ユニバースの拡大がはかられている。(編集部・入倉功一)