コン・ユ、大幅な減量で挑んだ『SEOBOK/ソボク』
公開中の映画『SEOBOK/ソボク』からコン・ユのインタビュー映像が公開に。コン・ユは、役づくりのため大幅な減量をしたことを明かした。
本作は、元情報局エージェントのギホン(コン・ユ)が、人類初のクローンであるソボク(パク・ボゴム)を護衛する任務につくSFエンターテインメント。任務早々に襲撃を受けて2人だけになってしまったギホンとソボクが、危機的な状況のなか衝突を繰り返しながらも徐々に心を通わせていく姿を描き出す。監督を務めたのは『建築学概論』のイ・ヨンジュ。
余命宣告を受け、心に大きなトラウマも抱えるギホンを演じたコン・ユ。インタビュー映像では、そんなギホンの「精神的にも肉体的にも健全ではない状態」を表現するため、「影のある人物に見せるにはやつれている必要があります。顔色が悪く、頬もこけている状態にするためにかなり体重を減らしました」と徹底した役づくりで本作に臨んだことを明かす。
また、減量のため撮影期間中も食事制限をしており、精神的にもつらかったというが、そんな時にムードメーカーとして気づかってくれたのがパク・ボゴムだったそうで、「ボゴムさんは愛嬌のある人ですね」「すごく心強かったし癒しになりました。大変な撮影でしたがボゴムさんのおかげで楽しむことができたと思います」と振り返っている。
さらに、コン・ユは本作のオファーを実は一度断っていたことを告白。「でもどうしてか、断ったあともずっとこの作品のことが頭から離れなかったんですね。“この難しい課題に取り組まなきゃいけない”“逃げてはいけない”という気分になってきたんです」と出演を決めた経緯を説明している。(須田璃々)